映画「万引き家族」を観た

2018年7月3日(火)・曇り時々晴れ/最高気温25度

7時半起床。

今日は特別な予定もなし。

昨日家庭医から金曜日に採取した血液の検査結果が出たという電話連絡があった。今回は前立腺の数値が前年よりも高くなっているので触診をしたいということだった。この値とは 4.0 以下が目安なのだが今回は 5.14 だった。

肛門に指を突っ込まれるというのは嫌だったが仕方がない。その結果は少し肥大しているけれど心配は無いということで、3ヶ月後にもう一度血液検査をしてみましょうということで済んだ。

そのあと銀行に立ち寄り日本の友人から頼まれた振り込みを完了。

午後は昨日に続いて今日もゆったりとした時間を過ごした。松茸ご飯と野菜(白菜、大根、キュウリ)の浅漬けで早い夕飯を済ませて21時からの FILMFEST MÜNCHEN 2018 へ出掛ける。

購入してあった切符は「万引き家族」

2018年07月03日23時45分50秒

21時開演という遅い時間にもかかわらずほぼ満員の盛況。

IMG 8332

日本のネット上ではいろいろネガティブな意見も出ているようだが、自然で後味の爽やかな作品だった。その背景には貧困とはなにかという社会問題を訴える力をも感じた。出演者達の演技も素晴らしい。

演じた子供達もそれぞれにキラキラと輝いていてうまかったが、それに喰われることなく、淡々と自然な演技で存在感を示した大人達の俳優も力量タップリ。いいものを見せて貰ったという感慨である。

映画「万引き家族」を観た」への2件のフィードバック

  1. 私も、先日「万引き家族」、観に行きました。

     まったく、これを「反日」だとか片づける人の気がしれません。
    偉そうなことはいいたくありませんが、一体、映画に何を求めてるのか。

     現代日本社会がかかえる問題に向き合いつつ、「家族」の本当の
    意味を見つめ直す、いい映画でした。
     俳優さんたちの演技がとてもすばらしくて、まさに「映画を観ている」
    気分になりましたし。ほんとに人の評価はそれぞれですね。

    • 「万引き家族」はドイツでも評判がいいようです。いろいろ言う人は昔から一定数存在していたと思います。それがインターネットの発達によって誰でもが発信できるようになり、目につくようになったということでしょうか。多くの人の意見が行き交うというのは悪い面ばかりではないような気がします。ただ、これからは自分が思うことをハッキリと表現しなくてはいけませんね。そうでないと声の大きい人の意見に流れていってしまう。いろいろと考えさせてくれる映画でした。

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