トーマス・マン関連の一日

2018年8月28日(火)・晴れ/最高気温25度

7時起床。

今日は日本の独日協会から来た九州大学の教授に付き合ってトーマス・マンが「魔の山」の一部分を書いたという山荘 Villino を訪れた。わたしはトーマス・マンの著作を全く読んでいないけれど楽しみにしていた。

10時過ぎに Marienplatz で落ち合い S-Bahn で Fildafing まで約1時間ほど。

この小さな山荘の有る場所はある医療機関が買ったとかで7月半ばで閉館になったらしい。今回はそこを特別に開けて貰って見学をすることが出来た。

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トーマス・マン協会の世話役である Dr.Heißerer が情熱をこめて案内してくれたこともあってとてもわかりやすく楽しい見学となった。

わたしの目を引いたのはトーマス・マンが使っていたというグラモフォン。かなり状態の良い保存でアイーダの最後の二重唱 (ラダメスはカルーソー) をかけてくれた。音も立派なもの。

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Süddeutschezeitung の取材人も来ていて写真を撮ったりしていった。そのあと Dr.Heißerer と一緒に昼食。

そこは Kaiserin Elisabeth というホテルで、昔ながらの格式高い内装。目の前の湖 Starnberger See で採れたという魚料理を食堂のテラスに座っておいしくいただいた。

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帰宅したのは午後3時過ぎ。それから1時間ほど昼寝。夜はバイエルン独日協会主催による19時からの講演会を聴きに行く。

これは今日ご一緒した九州大学教授の小黒氏の講演。そのあと Isartor 近くの中華料理店で打ち上げの食事会。帰宅は23時頃。