テレビ映画を観るのは久しぶり

2019年4月28日(日)・曇りときどき晴れ/最高気温9度

8時起床。

昨夜はひと組の夫婦をまじえた4人での食事会で、あと片付けなどもそれほど大変ではなかった。しかしこれまでいろいろとお世話になっているご夫妻なのでやはり細かいところまで神経を使ったから精神的には疲れた。

目覚めてから昨夜使った食器とグラス類を手洗いする。まあ4人分なのでこれも楽だった。

朝食のあとブリギッテは階下の部屋で先週から始まった大学の授業の整理。わたしは先日亡くなった女優 Hannelore Elsner が出演したテレビドラマ Ein großer Aufbruch – ZDFmediathek を観始める。

これが典型的なドイツのテレビドラマでハリウッド映画のようなスペクタルなものではなく俳優達の台詞のやりとりで緊迫感を伝えるもの。かなり集中していないとその意味さえ伝わらない。それでも観終わったあとは充実感があった。俳優達の演技はやはりプロだと思わせる。

引き続き日本に関する SAT3 のドキュメントフィルムを観る。しばらく振りに根を詰めてドイツ語による放送を見たのでちょっと疲れた。

ブリギッテが外気を吸いたいというので散歩をする。45分ほど歩いて帰宅。その後わたしはグッスリと眠った。

夕方からアンナが来訪。彼女が帰ったあと簡単に残り物で夕食をとる。

夜は内田康夫の遺作を完成させた「孤道・完結編 金色の眠り」を読了。作家が2017年に亡くなり、もう内田康夫作品が読めないと思うと寂しい。彼の「浅見光彦シリーズ」は現役時代に時折訪れた鬱屈した気分をまぎらしてくれた。