今日も暑い!

2019年6月27日(木)・快晴/最高気温32度

6時半起床。

7時過ぎに出掛けるブリギッテを送り出してから朝食。そのあとでシャワーを浴び、今夜から泊まる義妹の息子のベッドを整え、洗濯が終わった衣類を庭に干し、Bio のお店に買い物に行く。それほど暑くない午前中にできるだけ用事を済ませておく。

ブリギッテは11時過ぎに1度帰宅して住まいの掃除をし、お茶漬けを食べ、午後一時過ぎにまた午後の講義へ。

わたしは甥子と一緒に昼食(ブリギッテが買ってきた Pizza)を食べたあと昼寝。1時間以上も眠った。

目が醒めてからカレーを作りにかかる。ブリギッテはまだ本調子ではないので甥子と一緒に簡単に食べられるものを準備した。彼は日本のカレーが大好きな男なので彼が来た時には大抵カレーを作る。

18時過ぎの Tram で Nationaltheater へ。演しものは Kirill Petrenko が振る「サロメ」。

とにかくトラムの車内が半端じゃない暑さ。とてもじゃないがネクタイなどしていられない。

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今日は Festspiele 初日なので玄関の階段には赤い絨毯が敷かれて、ちょっと華やかな感じ。

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今夜の席は BALKON の一列目だったので指揮者の動きがとてもよく見える。

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1幕もののオペラなので22時前には終了。帰宅しての Weißbier がおいしかった。

Festspiele 初日の SALOME を観た

今夜は Festspiele の初日を飾る SALOME 。思いがけなく切符を1枚だけいただいた。本来ならブリギッテが行くべきなのだが、お腹の調子がまだ悪いということでわたしが代行。

Festspiele 初日ということできちんとした服装をして行こうと思っていたが余りの暑さにネクタイは勘弁して貰う。それはわたしだけではなく平土間の席でもノーネクタイの男性が目立った。

オペラの感想だけれど、音楽面では完璧だった。サロメを演じたソプラノの独壇場。そのほかの歌手陣も文句のつけようがない。

陰翳の深いそれでいて滑らかなオーケストラ。ちょうどわたしの席からは Kirill Petrenko の指揮ぶりがよく見えた。時にハッとするアクセントの付け方など感心しきりだった。

演出、舞台装置はもう少し荒削りな刺々しさのあるものであって欲しかった。整いすぎて清潔感さえ感じさせる舞台でわたしにはちょっと物足りない。肩すかしを食った感じ。

終演後のカーテンコールでもほとんどブーの声は聞こえず、ブラボーが支配したが余り熱のこもったものではなかった。

営業的には2時間足らずの休憩なしのオペラを初日に持って来たというのはいかがなものか。せっかく高い料金を支払い、華やぎ、着飾って来た観客は幕間を楽しみにしている人もいるんじゃなかろうかと思うのである。こちらも肩すかしを食らった感じ。

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