週末にハプニング

2019年12月7日(土)・曇り/最高気温10度

7時半起床。

朝食を済ませたあとブリギッテの週末の買い物に付き合って家を出た。 Weißbier が切れていたのでそれを買う目的もあった。車を駐車場に停めていざ店に入ろうとしたらブリギッテの携帯にゲオルクから電話がかかった。カローラがひとりで動けなくなったので来て欲しいという。

カローラは2017年に日本から帰国する時ドバイ空港で癲癇の症状に見舞われたことがありその後、治療を受けていた。それも良くなっていたのだが、ミアを出産して以後ときどき軽い発作が出るようだった。今回もそのひとつだったらしい。わたしは出産以後のホルモンのバランスの乱れ、そしてストレスによるものだと推察している。

旦那のゲオルクは仕事があって出掛けなくてはならないのでわれわれに助けを求めた。もちろん買い物は中止してすぐにカローラのもとに車を走らせる。幸い、土曜日だったので道路も空いていたからかなり速く到着。

われわれが着いた時にはカローラの顔色は悪かったけれど普通に話すことが出来ていたが、立っているのは辛そうだった。折りからプライベートで頼まれていたパーティ用のケーキを作らなくてはならかったのでそれもストレスだったろう。

ゲオルクが仕事に出掛けてから早速ブリギッテは乱雑な住まいの掃除に取りかかり、わたしはミアのベビーシッターを務める。住まいの散らかった状態からどうも二、三日前から発作の兆候があったと見える。

昼食はカローラの希望でブリギッテがカローラの好きな「納豆スパゲッティ」を作った。その頃にはカローラの顔色も普通に戻り元気を取り戻していた。わたしは昼食のあとミアを乳母車に乗せて散歩に出掛ける。カローラの負担を軽くするのと乳児に新鮮な空気を吸わせるため。

その間、ブリギッテはカローラを伴って食料品の買い出しに出掛ける。とにかく今日一日はカローラをひとりにさせないようにという配慮と彼女にも新鮮な外気に当たらせたいというブリギッテの考えである。買い物から戻ったブリギッテは夕食にとカボチャ+ジャガイモのスープを作った。

すっかり暗くなった17時頃にわたしは眠り続けるミアを乳母車に乗せて帰宅。わたしの歩数もこれで一万歩を超えたのは吉。😀

住まいの状況がほぼ正常に戻ったのでブリギッテには一足早く車で帰宅して貰った。彼女もかなり疲れが見えていたので今度は彼女の体調も心配になった。

われわれはカローラを今日は1人にしないでおこうと決めていたのでゲオルクが仕事から帰宅するまでわたしが残ることにする。

20時過ぎに彼が仕事から帰ってきたので安心してわたしは公共の交通機関で帰宅した。21時。長い一日だった。

Silberhornstr.で Tram に乗り換える時にふと考えた。現役の頃オペラの公演があった夜には22時過ぎにこの場所に立って Tram を待っていることが多かった。それを思えば21時前に帰宅出来ることはなんて幸せなんだろう、と。物事はポジティヴに考えた方が幸せになれる。😀