ドイツも女性が元気

なにかで広告を見たブリギッテが14時からのコンサート(?)に出かけていった。場所はガスタイクのロビー。聴いたのはシニア・グループによる縦笛 (Blockflöte)とその他のグループ。

ドイツの小学校では必ずと言っていいほど、この縦笛の授業がある。ブリギッテも昔とった杵柄で、いちおうこの楽器を吹くし愛着を持っている。そこで聴いてみる気になったらしい。わたしはもちろんパス。(笑)

それが終わってからブリギッテが WhatsApp! (ラインのようなSNS)に書き込んでくれた画像が下のもの。「シワだらけの幽霊たち」というコメント付き。この写真を見る限り、男性は少ない。帰宅したブリギッテに聞くと総勢13人のうち男は3人だけだったそうだ。

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この写真を見た娘たちからはすかさず反応があった。

「ママにピッタリ!」

わたしは沈黙を守っている。

バイエルン放送交響楽団の定期公演8回目

今夜の定期公演が今シーズンの最後となった。

プログラムはメシアン作曲のもの。わたしにはまったく馴染みがない。CDも持っていないしApple Musicにも無かったので予習のしようもない。ぶっつけ本番で聴くことになった。

Pierre-Laurent Aimard, Klavier
Chor des Bayerischen Rundfunks

Leitung: Kent Nagano

Komponist: Olivier Messiaen

Werk: »La transfiguration de Notre-Seigneur Jésus-Christ«

メシアンの曲はわたしの定年間近に Saint François d’Assise というのをオペラでやったがもの凄く大変だった記憶がある。その時も Kent Nagano 氏の指揮だった。Mein zweiter Blog : 「Saint François d’Assise 」の Premiere

この定期公演はわれわれの友人夫妻も一緒だが、彼達は休憩まで聴いて帰っていった。^^; 彼達の席はわれわれのそれよりも良い席なので、休憩のあとはその席で聴いた。

休憩後の方が長く感じたのはメシアンの音楽に共感が得られなかったからかもしれない。数分に1度、はしごを外されたような気分になり終盤に近づくにつれてストレスが溜まってきた。

この曲は演奏する方も大変だと思う。合唱はほとんど歌いっぱなしという感じ。オケも合唱もさすがだった。

BRSO定期公演 6/8

今夜はバイエルン放送交響楽団(BRSO)の定期公演6回目である。数日前から体調を崩していて万全の状態ではないが、家から30分で行ける GASTEIG が会場なので出掛けることにした。今夜のプログラムは以下の通り。

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ベートーヴェンも良かったしブルックナーにも大満足。懸念していた咳は出なかったがブルックナーの第三楽章終わりのピアニッシモのところで腹が鳴って自分でも驚いた。

休憩時に出会った友人夫婦のご主人のほうがブルックナーは嫌いだそうで後半を聴かないで帰ると言う。そこで彼達のチケットを後半は譲り受けた。われわれの席よりも遙かに良い席!それだけにブルックナーの音圧が強く感じられて嬉しかった。

ブルックナーが終わり、指揮者の手が降りる前に野太い男の声で「ブラボー」の声が掛かったけれど、フライングとは言いがたく、まあ、許容範囲かなと思う。でも、なんであと3秒待てないのだろう。

指揮者のハイティンクは用意してあった椅子には楽章の間だけ腰掛けていて、曲を指揮しているときには立ち通し。しかし歩く姿が心許ない。カール・ベームの末期よりはまだ良いけれど彼を聴けるのも間もなく終わるような気がする。時代は移る。

BRSO定期公演・今日はチェコの作曲家

まるで秋口のような冷え込みの中を聴いてきた。
今夜はヤナチェックとドボルザークなどチェコの作曲家の作品。わたしはこれまで聴いたことのないものだった。こんな機会でも無ければ聴かなかった曲ばかり。定期会員になるということはこういう利点があるのだということがわかった。

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しかし“Die Ausflüge des Herrn Brouček” というオペラはその昔(多分90年代)にやったことがある。このオペラのことはあまり印象には残っていなかったが、組曲の最後のナンバーで思い出した。

ステレオ三昧の日曜日

4月23日(日)・曇りときどき晴れ/最高気温10度

8時起床。

日曜日ということで遅い起床。9時半頃に義母を迎えに行くまではずいぶんと時間がある。今日も朝から冷たい空気で雨が降っていないだけもうけもの。

今日の義母の調子は上々で、アルツハイマーの兆候も見られない。その日によって彼女の様態はかなり違うけれど、今以上によくなるということは無いだろう。

ブリギッテは疲れ気味なのでブランチのあともわたしが義母と介護士さんを車で送っていった。

12時頃からわたしは昼寝。最近はあまり良い睡眠が取れていないので正午近くになると眠くなる。

目が覚めてから久しぶりにステレオで音楽を聴きたくなった。まずは Apple Music からアルゲリッチで「ルガーノ・フェスティヴァル・ライヴ 2014」彼女の多岐にわたる才能にあらためて感服。録音も悪くない。

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次にCDトレイに入れたのは数年ぶりにきく「古代ギリシャの音楽」。これは長岡鉄男氏が推奨していた優秀録音盤で今日聴いても納得のクオリティ。

そして最後にリンダ・ロンシュテッテの「クライ・ライク・ア・レイン・ストーム」。このCDは彼女の素晴らしいのびのある声が聴けてわたしの愛聴盤。

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これらの音楽を聴きながら Stereo Sound の最新号に目を通す。気がつくと3時間が過ぎていた。ハイレゾ再生にも少し関心が出てくる。

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夕食はまたまた白アスパラガス。いつも書くが、そんなにおいしいとは思わないのだけれど。

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MURRAY PERAHIA のピアノソロ・コンサート

先週から続いたコンサート通いの、今日は最終日。

今夜はピアニスト、マレイ・ペライアのソロ演奏会だった。プログラムは次のもの。

2017年03月19日21時43分38秒

彼のライブを体験するのは初めて。写真などから想像していたのとかなり違う人物が舞台に現れたときにはちょっと驚いた。^^;

演奏が始まってみると彼の容貌とピアノ演奏とがこれ以上は無いほどに親密感が感じられて幸せな気分になった。

バッハのフランス組曲は楽譜に書かれているあるがままの演奏のように思えて素直にわたしの中に入ってきた。

シューベルトはバッハとは違い、人懐っこい雰囲気を醸し出して暖かさを感じた。自分の幼年時代の思い出がフッと蘇ったりして涙が出そうになった。

後半のベートーベンは、わたしには共感が得られないまま終わった。とてつもない大作だというのはわかるのだが、感じようとしても跳ね返される。これから何度か聴いてみればイメージが固まってくるのかもしれない。

若い日本人歌手達の演奏を聴いた

今朝 Nationaltheater のサイトを見ていたら “Japanische Stimmen” というタイトルが目に飛び込んできた。

読んでみると日本の「新国立劇場・オペラ研修所」から4人の歌手がミュンヘンを訪れているらしい。興味があったので昼間にチケットを買い、19時から聴いてきた。

2017年03月17日11時41分37秒 0012017年03月17日11時41分37秒 0022017年03月17日11時41分37秒 002 32017年03月17日11時41分37秒 002 2

四人共に声に勢いがあって楽しめた。日本歌曲よりはやはりオペラのアリア、重唱の方が声がのびのびと出ていてさすがに日頃の研修成果が出ている。

四人の中で一番の年上であろうと思われる テノール歌手の Hideki Mizuno さんは即戦力として働けそうな気がした。残る問題はやはり言語の壁かもしれない。いろいろなことを考えながら帰宅の途についた。

Andrea Chénier を観た

今夜は久しぶりのオペラ。
約半年ぶりにオペラを歌うという Jonas Kaufmann だが、劇場に着くまで本当に歌うのかどうか疑っていた。^^; 配役などは下の通り。

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わたしはこのオペラを観るのは始めて。テノールの2つのアリアはさすがに知っているけれど自分の声には合わないから学生時代から歌ったことはない。

ソリスト陣は皆よい味を出していたし、合唱もなかなかの仕事ぶり。しかし一番感心したのは演出・舞台。しばらく振りに Nationaltheaterの大きな舞台裏の全てを使い切ったオペラを観た。大がかりな舞台装置が文字通り「縦横無尽」に転換していった。かなりお金も掛かっていると思われる。

主役3人は現在では世界でもトップクラスの出来。それぞれにまったく危なげのない歌唱で、聴いていて純粋にそれぞれの役にのめり込めた。下のカーテンコールの写真はブリギッテが彼女の携帯で写したもの。あまり画質はよくない。指揮者が出てきたときには一瞬シノーポリかと思ってしまったほどよく似ている。

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Hilary Han の演奏会

昨日はお付き合いで出掛けたアマチュアの演奏会だったが、今日は正真正銘のプロフェッショナル。

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彼女の演奏会は前にも聴いているがそれは GASTEIG でのもの。今夜は久しぶりに Herkulessaal。Palket の12列目でいい席だった。

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開始前に Hilary Hahn 自らプログラムの順番の変更がアナウンスしてから始まった。今夜の演奏は全て楽譜を見ながらの演奏。

弱音がとても美しく響いて心が洗われるよう。もちろんフォルテもしっかりと出ていて嫌な音が一度も出なかった。ピアノの Robert Levin もとても音楽的ではあったが Bach はもう少しつぶ立ちの良い音で聴きたかった。

全てのプログラムが終わったあとは2曲のアンコール。曲目はわたしにはわからなかった。拍手に応えて3曲目を弾く前に弱音器(?)を付けるとき、バンッと音と共に弦が切れてしまった。彼女も苦笑いをしてそこでコンサートは終了。

余談だが先日ロンドンのある演奏会で譜めくりが間違ってしまって、そのあと気まずい雰囲気の中でやり直したという記事を読んでいたから、今日はやけに譜めくりのお嬢さんに眼が行ってしまった。

教会での演奏会を聴く

3月12日(日)・快晴/最高気温12度

6時半起床。

今日は日曜日ということで恒例のわが家でのブランチ。義母と介護士さんを迎えにいって9時45分頃から始まった。

素晴らしい天気だったのでブランチのあと、ブリギッテは義母を連れてドライブへ。わたしは食後とあって眠かったのだが着替えてウォーキングに出掛ける。今日もしっかり一万歩を歩いて帰宅。(^_^)

シャワーを浴びてスッキリしたあと1時間の昼寝。しかし、ブリギッテが帰宅するのが予定よりも早くて45分で起こされてしまった。

夕方5時からミュンヘン市内の Schwabing にある St.Joseph という教会での演奏会を聴きに行く。アマチュアのコーラス、オーケストラによる Stabat Matel/J.Haydn の演奏だった。ブリギッテの勤め先の同僚3人が合唱で歌うというので引っ張り出された恰好だ。

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教会の中というのは過剰に響くので演奏の良し悪しを論じるのは意味がない。ただ、アマチュアの合唱団によくある男声陣が少ないというのはここでも顕著で、男声陣は女声陣の約三分の一でしかなかった。これではさすがにバランスが悪い。

帰宅したのはまだ早い時間だったのでそれほどお腹が空いているわけでもない。先日開けたおいしい日本酒がまだ半分ほど残っていたので,今日は うすはりの酒器で飲んでみた。ワイングラスで飲むのもおいしいが うすはりで飲む日本酒はまたちょっと違ったおいしさ。
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おつまみは日本酒と一緒にいただいたもの。山椒の実がアクセントになって、これまたまた日本酒によくマッチしておいしかった。

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最後は梅茶漬けで締めて幸せ〜!

BRSO 定期演奏会

一日中雨が降り続く中を出掛けたが、良い気分転換になった。

今夜のプログラムは盛り沢山。
ラベック姉妹の演奏もライブで聴くのは初めて。モーツァルトは割と地味な曲だったが,アンコールに弾いた曲が圧巻。(残念ながら曲目は不明)

三角帽子・ファリャはまだ10代だったころにN響・外山雄三指揮で聴いた記憶がある。まぶしいほどに明るい舞台から聞こえてきた鮮烈なスペインの音と旋律に驚いて、スペイン音楽がそれ以来好きになった。

終演はいつもより遅く、一本遅い Tram に乗って23時過ぎの帰宅。

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Kurt Moll のこと

ネットのニュースで Kurt Moll の訃報を知った。

Kurt Moll: Opernsänger von der Bayerischen Staatsoper ist tot – SPIEGEL ONLINE

78歳とまだ若かった。彼はわたしが1977年にドイツに来たころには既にバリバリの押しも押されぬバス歌手だった。絵に描いたようなオペラ歌手の体型と深く低く響く声の響きはこれぞバス歌手と言えるものだった。

わたしが Opernstudio に在籍していたころ(1979〜1981年)にはときどき声を掛けて貰ったことがある。今思い出すのは ” Die Meistersinger von Nürnberg “の舞台稽古の時。彼はちょうど日本での演奏旅行から戻ってきたばかりで,東京で買ってきたソニーのウォークマンを仲間の歌手に嬉しそうに見せびらかしていた。

もう一つの思い出は出演前の舞台の袖での会話。その数日前にアメリカでゲオルク・ショルティと共演して戻ってきた彼に「写真で見るショルティは厳しくて意地悪そうに見えるけれど、どうなんですか?」と聞いたら 「そんなことないよ、とってもやさしくて心の温かい指揮者だった」と答えてくれたこと。

その頃ちょい役で出させて貰ったオペラのプログラムを探して見つかったので記念に貼り付けておくことにする。(わたしの名前の下の線は当時出させて貰ってよほど嬉しかったんだろう。ちょっと恥ずかしい)

一つは「バラの騎士」

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そして「パレストリーナ」

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BRSO 定期公演 3/8

今夜はバイエルン放送交響楽団の定期公演。オールフランス音楽で初めて聴く作品。指揮者のサー・ジョン・エリオット・ガードナーも初体験である。

シャブリエはけっこう楽しめたのだが、ドビュッシーはよくわからないうちに終わっていた。^^;
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LADY MACBETH VON MZENSKを観た

LADY MACBETH VON MZENSK/Dmitri D. Schostakowitsch

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko
Inszenierung:Harry Kupfer
BühneHans Schavernoch
Kostüme:Yan Tax
Video:Thomas Reimer
Licht:Jürgen Hoffmann
Produktionsdramaturgie:Malte Krasting
Chor:Sören Eckhoff

Boris Timofejewitsch Ismailow:Anatoli Kotscherga
Sinowi Borissowitsch Ismailow:Sergey Skorokhodov
Katerina Lwowna Ismailowa:Anja Kampe
Sergej:Misha Didyk
Axinja:Heike Grötzinger
Schäbiger:Kevin Conners
Verwalter:Christian Rieger
Hausknecht:Sean Michael Plumb
Mühlenarbeiter:Milan Siljanov
Pope:Goran Jurić
Polizeichef:Alexander Tsymbalyuk
Polizist:Kristof Klorek
Lehrer:Dean Power
Sergeant:Peter Lobert
Wächter:Igor Tsarkov
Sonjetka:Anna Lapkovskaja
Alter Zwangsarbeiter:Alexander Tsymbalyuk
Zwangsarbeiterin:Selene Zanetti

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

このオペラはずいぶん前に Hildegard Behrens, Donald McIntyre が歌ったプロダクション以来初めて観た。調べて見たら1993年だった。もう20年以上も前の話だ。あの時は強烈な印象が残っているが、今回もそれは同じ。ただ舞台全体から受ける印象は昔の方が生々しくてギザギザした印象だった記憶がある。今回の演出はこの話のテーマにもかかわらずどこか滑らかで上品な空気が漂っていた。年寄りになったわたしの個人的な感じである。

合唱団の出番がかなり多くて、こんな大変なオペラだったかしらと不思議な気がした。これを楽しんでこなしていたのだからわたしも若かったのだ。

二人の重要人物を演じた Anja KampeAnatoli Kotscherga はどちらも適役。このソプラノ役は歌うのも演じるのも大変な役だが、それを立派にこなしていた。Boris 役の Anatoli Kotscherga は相変わらず声も衰えを見せていない。役柄の性格描写はどこか人の良い性格がにじみ出ていた Donald McIntyre よりも優れているかもしれない。今回はいかにも憎憎しげで彼の役作りに共感を感じた。

Kirill Petrenko の指揮するオーケストラはかなりスペクタクル。舞台脇のロージェにも管楽器奏者を配して臨場感を盛り上げていた。ただロージェで演奏した金管奏者の何人かが動いたりすると、わたしはそちらに目が行ってしまってその間は緊張感が途切れることがあった。普段オーケストラピットに入っている奏者たちだから観客から丸見えのロージェで演奏するのは不慣れだったのかもしれない。

勤めを終わった後のオペラ鑑賞なので、退屈なオペラだと隣で舟を漕ぐこともある Brigitte だが今夜はしっかりと舞台に集中していた。終演後、今日のオペラを気に入った様子で「時々カール・オルフの音楽かしらと思うところがあったね」と面白いことを言っていた。

わたしの前の列の数人は休憩後に戻ってこなかった。スターリンを真似たとか。(^_^;)

La Favorita を観た

また切符が回ってきて約40年ぶりにこのオペラを観ることが出来た。

Musikalische Leitung:Karel Mark Chichon

Inszenierung:Amélie Niermeyer

Bühne:Alexander Müller-Elmau

Kostüme:Kirsten Dephoff

Licht:Michael Bauer

Choreographische Mitarbeit:Ramses Sigl

Dramaturgie:Rainer Karlitschek

Chor:Sören Eckhoff

Léonor de Guzman:Elīna Garanča

Fernand:Matthew Polenzani

Alphonse XI:Mariusz Kwiecień

Balthazar:Mika Kares

Don Gaspard:Joshua Owen Mills

Inès:Elsa Benoit

Bayerisches Staatsorchester

Chor der Bayerischen Staatsoper

どうしても1971年9月に聴いたアルフレード・クラウス、フィオレンツァ・コッソット、セスト・ブルスカンティーニ、そしてルッジェロ・ライモンディの姿と声、それに古典的な演出が強烈な印象となって残っているので、観ていても違和感を感じ、のめり込めなかった。それにしてもあの時はなんと豪華な配役だったのだろう!

今夜のソリスト達も立派な声で文句のつけようがないものだった。あとは聴く人の好みという他はない。注目のガランチャは破綻のない余裕のある端正な歌唱。テノールはわたしには明るく軽すぎる声だが最後まで破綻なく歌い通した。しかしその破綻のない歌唱がわたしには物足りない。

贅沢な望みかもしれないが、劇場で聴くオペラにはもう少しハラハラ、ドキドキ感が欲しい。歳をとって感受性が鈍感になっているのかもしれない。哀しいことだが、きっとそうなのだろう。

BRSO 定期演奏会-II

10月20日(木)

今日は二回目の定期演奏会。
Mariss Jansons – Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
演奏されたのはマーラーの交響曲9番。わたしはこの曲をナマで聴くのは初めて。Apple Musicで聴いて今日は予習していったけれど、ナマの方が遙かに面白かった。特に最終楽章 Adagio は鳥肌もの。
これ一曲だけのプログラムだったから22時過ぎには帰宅できた。

Gustav Mahler : Symphonie Nr.9 D-Dur

Mariss Jansons, Dirigent
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

BRSO 定期演奏会-I

10月13日(木)

今夜は下記のコンサートを聴いてきた。

以前からこのオーケストラの定期会員になりたいと思っていたのがようやく実現した。今日はその記念すべき第一回。

PROGRAMM

Ludwig van Beethoven
Klavierkonzert Nr. 1 C-Dur, op. 15

 

Richard Strauss
“Eine Alpensinfonie”

 

Mariss Jansons, Dirigent
Rudolf Buchbinder, Klavier
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks

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ピアノコンチェルトの一番はまだまだモーツァルトの音楽に近い響きを感じて快い。終楽章のロンドはとってつけたような感じで、よく聴くけれどその前の楽章はあまり聴いていなかったのか新鮮な感じ。

アルペンシンフォニーは聴き終わるとお腹一杯という感じになる。管楽器、打楽器が大活躍で、指揮者は振っていて面白いだろうなぁと思う。ところどころにシュトラウスの響きが顔を出して興味が尽きなかった。

1.AKADEMIEKONZERT

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko
Sopran:Diana Damrau
Bayerisches Staatsorchester

1.György Ligeti
Lontano für großes Orchester

2.Richard Strauss
Vier letzte Lieder

—-PAUSE—-

3.Peter I. Tschaikowsky
Symphonie Nr. 5 e-Moll op. 64

今夜はNationaltheaterでのシーズン最初の AKADEMIEKONZERT を聴いてきた。ちょうど今日本旅行に行っている友人夫婦が定期会員になっていて、彼達の替わりに行って来た。

素晴らしいプログラム。リゲティのロンターノという曲はまったく知らなかったのでApple Musicで探して数回聴いてから臨んだ。Live で聴くとまた違う感じ。雅楽の笙に似た響きがして興味深かった。

Diana Damrau の歌は抑制の効いた美しい歌唱。正直に言うとVier letzte Lieder の良さがまだ分からないでいる。彼女の今夜のコンサート衣装は美しかった。

休憩のあとのチャイコフスキーは曲が曲だけにダイナミックな演奏。管楽器が素晴らしかった。指揮者の Kirill Petrenko は左利き?と思うほど表情豊かな左手の使い方。アンコールは無し。

ミュンヘンフィルによる若者のためのコンサート

今日は若者のためにミュンヘンフィルが企画したコンサートを聴いてきた。
会場に入るとほぼ90%ぐらいは生徒達(大学生ではないと見えた)。広い GASTEIG の会場がほぼ若い人たちで埋め尽くされるというのはちょっと壮観だった。この中の何パーセントかが将来クラシック音楽に興味を持ってくれるか、それは疑問だけれどやらなくてはならない良い企画だ。

演奏会の始めと、曲の間に解説をする若い男性が現れてかなりフランクに説明していた。ビデオカメラマンが彼の解説を舞台のスクリーンに映し出し若い観客たちに退屈させない工夫がなされていたのも好印象。ドイツもやはりクラシック音楽の将来に危機感を感じているのだ。

演奏だが前半はソロに若いチェリストの起用もあって面白かったのだが、休憩後のベートーベンは楽員の間に緊張感の欠如が垣間見られた。あってはならないことだと思うのだが。

2. Jugendkonzert der Münchner Philharmoniker
Leitung: Gustavo Gimeno
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Julian Steckel, Violoncello

1.»Hidd’n Blue« für Orchester / Francisco Coll
2.Konzert für Violoncello und Orchester a-Moll op. 129 / Robert Schumann

3.Symphonie Nr. 6 F-Dur op. 68 »Pastorale« / Ludwig van Beethoven

「語りの会」を聴いてきた

2月20日(土)・曇りのち雨/最高気温6度

7時半起床。恒例になっている土曜日の義母を連れての買い物。本来ならブリギッテと義母と2人だけで行くのだが、今日は途中まで付き合わされた。

というのも、ブリギッテが昨日買ったパンを仕事場に置き忘れてきたのを取りに行かなくてはならなかったから。そのあと Rosenheimerplatz 駅でわたしはパンを持って下車し帰宅した。

今日は独日協会とミュンヘン日本人会の主催でおこなわれる「語りの会」というのに行くことにしていた。「竹取物語」「走れメロス」「蜘蛛の糸」などの作品を語る (朗読ではない) というもの。パンフレットによれば
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「語り」とは、聞き手の存在を前提とし、説得力を持って聞き手に「感じる、伝える、考える」を与える言葉の力です。古来、暗唱が基本です。
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とある。今日はこれに日本の篠笛の伴奏が入るものだった。

語り部・かたりすと:元 NHK アナウンサー 平野啓子
篠笛:望月美沙輔
共演者:奥田粋ノ介(語り)
フルート:ヒューフ林真央

これに興味を持ったのも確かだが、わたしは今回の通訳をしてくれるミュンヘン在住のジャーナリスト熊谷 徹氏を見、聞くことが目的だった。このジャーナリストは26年間ミュンヘン在住の方で最近は日本経済新聞、The Huffington Post などにも寄稿している。彼の書いたものにはかなりの説得力があるしよく取材して書かれているのでどんな人物なのかを知りたかった。

彼の通訳も、ドイツ語の発音も確かなもので良い仕事をしていると感じた。少しでも通訳をやった人ならわかるのだが、これはなかなか難しい。

帰途は氷雨となったがそれほど濡れずに済んだ。

夕食はブリギッテが作ったパスタ料理。海老とイカをトマトソースでまとめてマカロニの上から掛けたもの。

ミュンヘンフィル室内オーケストラ演奏会

わが家から車で5分ほどのところにあるこじんまりとしたコンサート会場 (August Everding Saal) での演奏会。ミュンヘン・フィルハーモニーの奏者たちによる室内楽である。

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Lorenz Nasturica Herschcowici, Leitung
1.Edvard Grieg
»Aus Holbergs Zeit«
Suite für Streichorchester op. 40

2.Antonín Dvořák
Serenade E-Dur für Streicher op. 22

3.Felix Mendelsssohn-Bartholdy
Sinfonie für Streicher Nr. 9 C-Dur

3曲とも耳に快い美しい曲で満足。第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラの各パートは4人ずつ、チェロが3人、コントラバスが1人という構成で、それぞれの奏者の表情を見ているだけでも楽しかった。アンコールはパガニーニの曲。

3曲目のメンデルスゾーンの曲は「スイス・シンフォニー」というそうだが、わたしは初めて聴いた。これが14歳の時の作品だというのだから驚く。

完全リタイア

2月14日(日)
わたしが定年退職したのは2012年7月31日。

あの日からもう3年半の月日が過ぎようとしている。ありがたいことに定年退職後もときどき頼まれて舞台を勤めていた。しかし、去年あたりから自分の声が思うようにコントロールできていないことに気がついていた。さて、引き際をいつにしようかと考えていたときに、先日劇場から出演依頼のメールをいただいた。

Holländer
05.03.16               19:00 Uhr
08.03.16               19:30 Uhr
11.03.16               19:00 Uhr
 
Trovatore
10.03.16               19:00 Uhr
13.03.16               19:00 Uhr
17.03.16               19:00 Uhr
 
Lohengrin
20.03.16               16:00 Uhr
24.03.16               17:00 Uhr
27.03.16               16:00 Uhr
31.03.16               17:00 Uhr
 
Turandot
26.03.16               19:00 Uhr
30.03.16               19:30 Uhr
02.04.16               19:30 Uhr

3月は上記のように合唱団にとってかなり過酷な予定となっている。この日程だと過去の経験から何人か病欠者が出るだろうということは充分予想される。合唱団事務所としてはその時になって慌てないように今から手当てをしておこうという腹づもりなのだろう。

しかしこの機会を捉えてわたしは完全リタイアを伝えようと決めた。合唱団事務所へのわたしの返信メールは次の通りである。

Vielen Dank, dass Sie sich an mich errinert haben.Ich möchte leider zu allen Terminen absagen. Ich bin bald 69 Jahre alt und ich trainiere meine Stimme nicht mehr regelmäßig. Ich würde sagen, dass ich endlich richtig im “Ruhestand” angekommen bin.
———————————————————————–
わたしのことをお気にとめて下さってありがとうございます。折角ですが、全ての出演依頼を辞退させていただきます。わたしは間もなく69歳になろうとしていて、毎日の声の鍛錬もままなりません。わたしもやっと本当の意味でのリタイアをするときが来たと申し上げます。
———————————————————————–

 

“SOUTH POLE” を観てきた

昨日、急に今夜の切符が回ってきた。 Premiere が1月31日だったというから中2日をおいて今夜が2回目の公演である。 Premiere は大変好意的に迎えられたようだ。

アムンゼンとスコット探検隊の歴史は小学校の頃から知ってはいたが記憶はうろ覚えだった。はて、アムンゼンが先だったか、スコットが先だったかさえも不確かだったことに気がついた。

それで今日の午前中は例によって Wikipedia で内容の輪郭を読むことから始まり、そのあとインターネット上の面白そうな記事を読んでいった。これに午前中のほとんどの時間を費やしたのだが、結果的にはそれが今夜のオペラを観ていてとても役にたった。

たとえば前奏曲も無しに幕が開いてすぐに、舞台後方に切られた窓から左側が馬の厩舎、右側に犬小屋が現れた。これが両探検隊の相違点のひとつなのだが、前もって知識をがなかったら何が何だかわからなかっただろう。

この点を始めとしてそのあとに続く物語の展開もスムーズに受け取ることが出来た。わたしらが座った席は5列目ということで舞台に相当近かったから舞台上部の字幕 (英語⇒ドイツ語)を見るのは首に負担が掛かる。予習のおかげで字幕を見る回数もずいぶん少なかった。

ほとんど白一色の舞台は最後まで場面転換は無し。単調といえばそれまでだが舞台が南極だからそうなるのは仕方がない。オペラらしくスコットの妻とアムンゼンの恋人がときおり現れて男ばかりの舞台にちょっとした色取りを添えていた。

音楽はわたしの耳には単調、モノトーンに聞こえた。舞台で聴くから2時間余りのこの作品を楽しめたが、音楽だけをとりだした場合、自分がどのように感じるか、不明である。アリアと呼べるものもなかった。

ソリストたちは全員がしっかりとした高水準の歌を聴かせてくれた。なによりも音程がピシッと決まっていてオーケストラの響きと調和していたので安心して聴けた。ずいぶん練習したのだろう。

オーケストラと指揮の Kirill Petrenko に関して、わたしは書くべき事を知らない。振り返ってみても記憶に残るものがない。

Musikalische Leitung/Kirill Petrenko
Inszenierung/Hans Neuenfels
Bühne/Katrin Connan,Hans Neuenfels
Kostüme/Andrea Schmidt-Futterer
Licht/Stefan Bolliger
Konzeptionelle Mitarbeit/Henry Arnold
Dramaturgie/Malte Krasting,Robert Falcon

Scott/Rolando Villazón
Kathleen Scott/Tara Erraught
Lawrence Oates/Dean Power
Edward “Uncle Bill” Wilson/Kevin Conners
Edgar Evans/Matthew Grills
Henry “Birdie” Bowers/Joshua Owen Mills
Roald Amundsen/Thomas Hampson
Landlady/Mojca Erdmann
Hjalmar Johansen/Tim Kuypers
Oscar Wisting/John Carpenter
Helmer Hanssen/Christian Rieger
Olav Bjaaland/Sean Michael Plumb

Bayerisches Staatsorchester

昨夜のコンサートで謎に思ったこと

【状況説明】
ヒラリー・ハーンと一緒に入場してきて指揮台に上がったのは26歳と若い ラハフ・シャニ ( Lahav Shani )という指揮者。聴衆に挨拶したあとオーケストラに向かった彼は譜面台に置かれている総譜が Violinkonzert a-Moll op. 53 / Antonin Dvořák のものではないと気がついた。

聴衆に向き直り総譜を掲げて説明したあとそれを持って舞台袖に引っ込んだ。その間オーケストラもヒラリー・ハーンもちょっと手持ち無沙汰の状態で待つ。

すぐに戻ってきた彼は手に持った総譜を頭上でヒラヒラさせながら何か一言。彼がなんと言ったのかわたしには聞き取れなかったが、多分正しい総譜を見つけたと言ったのだとそのときは思った。聴衆は笑いながら拍手で迎える。良い雰囲気だ。

しかし、曲が始まると彼はその総譜をまったく開かず暗譜で振りだし最後まで開くことはなかった。これはどういうこと?

この曲、管楽器奏者と絡むところがかなり多くて、ヒラリー・ハーンは彼女の身体をほとんど聴衆に横向きになりながら管楽器奏者とコンタクトをとる。コンサートマスターともかなり緊密なアイコンタクトでこれはわたしの座っている位置からも彼女のまなざしをはっきり確認。

わたしの眼には指揮者を無視してオーケストラとヒラリー・ハーンの二者だけで演奏しているようにも見えた。

で、無事に終わってからわたしは考えた。
【わたしの推理】
この曲の総譜がすぐには見つからなかったのでいったん持ち帰った間違った総譜をそのままふたたび譜面台にのせた。もちろんそれを開く必要はない。暗譜で降りだした指揮者をヒラリー・ハーンは信頼せずに自分でイニシアチーブをとったというもの。なぜ彼は開く意志のない総譜をまた持ち帰ったのだろうという疑問は残る。

【ブリギッテの推理】
彼が再び持ち帰った総譜は正しい総譜だった。26歳という若さにありがちな、俺は暗譜でもバッチリできるんだぜ、とアピールするためにあえて総譜を開かなかった。

さあ、どちらだろう。若い指揮者はアインザッツなども間違ってはいなかったとわたしには見えたのだが。普通、協奏曲の場合、指揮者は楽譜を見るのではないだろうか。ちょっとした謎である。

【後述】
ここまで書いてこの指揮者のことを調べてみようとググってみた。そしたらこのメンツ、同じ曲目で現在ヨーロッパーツアー中だということが分かった。
・ Wiener Konzerthaus Großer Saal 2016年1月11日 19時30分〜21時30分(http://tinyurl.com/gu5kl9g)
多分、これが今回のツアーの皮切りだったのではないだろうか。
・次に数日前にパリでも公演をしている。(http://tinyurl.com/jxsd2da)

ということは総譜を見なくとも既に手の内に入っていたのだ、ということがわかる。な〜んだ。

ヒラリー・ハーンとウィーン交響楽団による演奏会

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Hilary Hahn, Violine
Wiener Symphoniker
Leitung: Lahav Shani
————————————————–
Komponist
Antonin Dvořák

Werke
Konzert-Ouvertüre »Karneval« op. 92
Violinkonzert a-Moll op. 53
————————————————–
Komponist
Johannes Brahms

Werk
Symphonie Nr. 4
————————————————–

今日の日記にも書いたように夕方5時すぐに突然電話があって今夜の演奏会に行くことになった。

バイオリンのヒラリー・ハーンウィーン交響楽団による演奏会。最初の予定はフィリップ・ジョルダン (Philip Jordan) が振るはずだったが病気のために若いラハフ・シャニ ( Lahav Shani )という指揮者に替わった。演目もブラームスの交響曲2番から交響曲4番に変更になった。

(Der Dirigent Philip Jordan hat seine Teilnahme an der gesamten Tournee aus gesundheitlichen Gründen abgesagt. Lahav Shani wird das Dirigat für dieses Konzert übernehmen. Anstelle von Johannes Brahms’ Symphonie Nr. 2 wird die Symphonie Nr. 4 zu hören sein.)

前半はドヴォルジャークの作品が二曲。最初の「謝肉祭」
(Karneval) というのは初めて聴く曲だった。生き生きとした表情の小品。

そのあと登場したのがバイオリニストのヒラリー・ハーン。以前にも一度聴いたことがあるが、小柄で可愛い感じの女性。

お辞儀をしたあと指揮者が指揮台に上ったら、どうやら譜面台に置いてあった楽譜が違うものだったらしい。彼がお客に向かって「これは違う楽譜ですので」と断っていったん袖に引っ込んだ。そこで場内は笑いの渦。すぐに彼がとって返し、持って来た楽譜を高々と掲げて見せたものだから場内から拍手がわき起こった。これでこの若い指揮者を見守る場内の雰囲気がオーケストラ団員をも含めてあたたかいものになった。

わたしは本来の楽譜を持って再び出てきたのかと思ったが、曲が始まってから終わるまで彼はこの楽譜を開かなかった。暗譜である。もしかしたら本当の楽譜が見つからなかったのかもしれない。

そのせいかもしれないがバイオリン協奏曲が始まってからしばらくはどこか全体がかみ合わない感じだった。ヒラリー・ハーンは管楽器と合わせるときにほとんどお客に横向きになって管の奏者とコンタクトをとっていたし、コンサートマスターともアイコンタクトが密に交わされていた。いってみれば指揮者無視である。わたしの席は最前列横だったから、これらがはっきりと見て取れる位置だった。それでも事故も無く無事に終了。

ヒラリー・ハーンのアンコールはバッハの小品が2曲。

ブラームスの交響曲4番はわたしの大好きな曲のひとつ。出だしはちょっとゆっくり目のテンポ。全体を通して何度か弛緩するときがあったけれど、ブラームス特有の分厚い中低音域の響きに心地よさを感じて満足。やはり良い曲だ。

アンコールはハンガリー舞曲集から一曲。わたしはこれで充分に満足したのだが、最後は何とヨハン・シュトラウスのポルカまでやってくれた。ちょっと場違いで唐突な曲で、ここまでの雰囲気を壊してしまうと思ったけれど、ウィーン交響楽団ということで、ミュンヘンの聴衆へのサービスだったのかもしれない。

Gasteig でのコンサートを聴く

今夜のプログラムはどちらの曲も大好きなので楽しみにしていた。

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Jonathan Nott Dirigent
Julia Fischer Violine
Bamberger Symp.

Ludwig van Beethoven
Konzert für Violine und Orchester D-Dur op. 61

Antonín Dvořák
Symphonie Nr. 8 G-Dur op. 88

München, Philharmonie
20.00 Uhr
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Philharmonie-Gasteig はわが家から Tram 一本で20分ほどで行けるのが嬉しい。

午後から Apple Music で他の仕事をしながらこの二曲を背景に流していた。ベートーベンはクルト・マズア指揮のライプツィッヒ・ゲヴァントハウスでバイオリンはカール・ズスケ、ドボルザークはマゼール指揮のウィーンフィル。

われわれが座ったのは1列目のセンターからちょっと離れた席なので独奏者と指揮者の姿が間近によく見れる。ブリギッテはユリア・フィッシャーの傲慢にも見える表情に反感を抱いたようだった。(^_^;)
アンコールはパガニーニのカプリチオ。

ベートーベンも楽しかったが、わたしにはやはりドボルザークの交響曲8番の方が素直に心に染みた。

アンコールに弾いた曲はアグレッシーヴな小曲で誰の曲だかわからなかったけれど後になってリゲテイの曲だということが分かった。こういう曲もライブで聴くと面白い。

Arabella を観た

今年の Festspiel で新演出を迎えた”Arabella” の二回目の公演を観てきた。わたしには前回のホモキの奇をてらったとしか思えない演出が残念だった。今回はスッキリとしてモダンでありながらどこかにウィーンらしい空気を感じることの出来る舞台装置でわたしは好感が持てた。なによりも”Arabella” の音楽を壊すことがなかったのが嬉しい。

主立った歌手たちも脇役も文句なしの出来映えでかなり水準は高い。 あの Kurt Rydl が父親役に回っているのも舞台を引き締めていた。

タイトルロールの Anja Harteros はスケールの大きな歌唱ですごく安定していた。下の2枚の写真は Premiere の時のもの。

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今夜の公演時の写真をミュンヘンオペラの公式 Twitter から拾ってみた。

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Oper in drei Aufzügen

Komponist: Richard Strauss
Libretto: von Hugo von Hofmannsthal

In deutscher Sprache mit deutschen Übertiteln | Neuproduktion

Münchner Opernfestspiele
Samstag, 11. Juli 2015
19.00 Uhr – 22.10 Uhr
Nationaltheater

Dauer ca. 3 Stunden 10 Minuten · 1 Pause zwischen 1. Akt und 2. Akt + 3. Akt (ca. 20.00 – 20.35 Uhr)

Einführung: 18.00 Uhr

Freier Verkauf · Serie 45

Preise M

ausverkauft

Premiere am 06. Juli 2015
Diese Vorstellung wird im Rahmen von STAATSOPER.TV live im Internet übertragen.

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Musikalische Leitung: Philippe Jordan
Inszenierung: Andreas Dresen
Bühne: Mathias Fischer-Dieskau
Kostüme: Sabine Greunig
Licht: Michael Bauer
Produktionsdramaturgie: Rainer Karlitschek
Chor: Sören Eckhoff

Graf Waldner: Kurt Rydl
Adelaide: Doris Soffel
Arabella: Anja Harteros
Zdenka: Hanna-Elisabeth Müller
Mandryka: Thomas J. Mayer
Matteo: Joseph Kaiser
Graf Elemer: Dean Power
Graf Lamoral: Steven Humes
Die Fiakermilli: Eir Inderhaug
Eine Kartenaufschlägerin: Heike Grötzinger
Welko: Bastian Beyer
Graf Dominik :Andrea Borghini
Jankel: Tjark Bernau
Ein Zimmerkellner: Niklas Mallmann
Djura: Vedran Lovric

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Pelléas et Mélisande

現在、休暇でミュンヘンに滞在中のご夫婦から今夜の切符をいただいた。奥様が折りからの猛暑で体調を崩されて、せっかく楽しみにしていた今夜のオペラを用心のために断念されたのだ。

わたしはこのオペラ初体験。起伏の少ないフランス語の語りで繋がれていて、これは予習をして行かないとちょっと辛いと思った。ソリストたちのレベルの高い歌唱には満足。

Pelléas et Mélisande

Musikalische Leitung:Constantinos Carydis
Inszenierung:Christiane Pohle
Bühne:Maria-Alice Bahra
Kostüme:Sara Kittelmann
Licht:Benedikt Zehm
Mitarbeit Regie:Malte Ubenauf
Produktionsdramaturgie:Benedikt Stampfli
Chor:Sören Eckhoff

Arkel:Alastair Miles
Geneviève:Okka von der Damerau
Pelléas:Elliot Madore
Golaud:Markus Eiche
Mélisande:Elena Tsallagova
Yniold: Tölzer Knabenchor
Ein Arzt:Peter Lobert
Ein Hirt:Evgenij Kachurovsky

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Lulu を観てきた

切符が回ってきたので昨日は「ルル」(アルバン・ベルク作曲)を観てきた。

このオペラはわたしの現役時代も異なる二つの演出で上演されていた。しかし、わたしはこのオペラは観たことがない。「ルル」は合唱が入らないオペラなのでこの公演があるときには合唱団は休日か別のプローベが入っていた。

せっかくの休日に⒋時間にもわたるこの複雑なオペラを観る体力と気力が無かったというのが正直な話である。今回は2回の休憩があった。

舞台装置はガラス張りの小部屋で迷路のように複雑に構成されたものだけ。幕ごとの場面の転換もない。ということは歌手たちの歌唱、演技にこのオペラの成否が委ねられているといっても良い。

今回の演出では大勢のエキストラたちのパントマイムがところどころで入ったから、それが全体のアクセントになっていた。調和の取れた動きで、舞台に掛けるまではかなりの練習量ではなかったかと想像する。

ソリストたちの歌唱は素晴らしかった。ベルクの音楽を揺るぎない音程で持続するだけでも大変だと思うのだが、各人が音色の明暗、強弱を見事に表現していてさすがのクオリティ。リートの演奏会を聴いてみたいと思わせるソリストが何人かいた。

主役のルルを歌ったペーターセンはその中でもやはり抜きんでて輝いていた。あの難しい役を破綻すること無く聴かせてくれたし、彼女の肢体も美しく、役にはまりきっていた。でも、わたしはエロスをあまり感じなかったのはなぜだろう。男共を狂わせる隠微さの発散がわたしの期待ほどではなかった。わたしの座った席はパルケットの前から5列目だったからかなり細部にわたってみることが出来た。

ペトレンコの指揮するオーケストラはピッタリと歌と場面に合わせて全体のアンサンブルを支えていた。刺激的な音もほとんど皆無に近かったから時には映画音楽のように自然な響きでどこまでも舞台と歌唱を邪魔することはなかった。これもペトレンコの手腕なのだろう。

楽しい一晩の体験だったが、このオペラをCDなどで音楽だけ取りだして聴くのはわたしにはかなり辛い作業だ。この夜も2回目の休憩を終わって3幕目にはパルケットにはかなりの空席が見られた。

次のリンクから舞台の動画と写真を見ることが出来る。
Mediathek: Bayerische Staatsoper

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko
Inszenierung und Bühne:Dmitri Tcherniakov
Kostüme:Elena Zaytseva
Licht:Gleb Filshtinsky

Produktionsdramaturgie:Malte Krasting

Choreographische Assistenz:Tatiana Baganova

Lulu:Marlis Petersen

Gräfin Geschwitz:Daniela Sindram

Eine Theater-Garderobiere:Rachael Wilson

Ein Gymnasiast:Rachael Wilson

Ein Groom:Rachael Wilson

Der Medizinalrat:Christian Rieger
Der Bankier:Christian Rieger :Der ProfessorChristian Rieger
Der Maler:Rainer Trost
Ein Neger:Rainer Trost

Dr. Schön:Bo Skovhus

Jack the Ripper:Bo Skovhus

Alwa:Matthias Klink
Ein Tierbändiger:Martin Winkler

Ein Athlet:Martin Winkler

Der Prinz:Wolfgang Ablinger-Sperrhacke

Der Kammerdiener:Wolfgang Ablinger-Sperrhacke

Der Marquis:Wolfgang Ablinger-Sperrhacke
Der Theaterdirektor:Christoph Stephinger

Eine Fünfzehnjährige:Elsa Benoit

Ihre Mutter:Cornelia Wulkopf

Eine Kunstgewerblerin:Heike Grötzinger

Ein Journalist:John Carpenter

Ein Diener:Leonard Bernad

Schigolch:Pavlo Hunka

Der Polizeikommissär:Nicholas Reinke

Bayerisches Staatsorchester

室内楽を聴いた

日記にも書いたように、今夜は室内楽を聴いてきた。下の写真は演奏が始まる前の舞台。Residenz の中にあって良い雰囲気である。

IMG 0625

そしてチケット。前から10列目の真ん中。これより後ろになるとちょっと音響が厳しいかなというところだった。

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2015年03月21日17時58分46秒

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プログラムは次の通り。

2015年03月21日22時59分13秒

良く練られたプログラムだった。休憩のあとのブラームスは聴きごたえ充分。エリオット・カーターの小品は劇伴のような感じで面白かったし、John Harbison の作品は楽器間の語り合いが興味深かった。

というわけで全く退屈することも無く楽しめたのだが、聴衆の年齢層がかなり高い。平均すると75〜80歳くらいではないか。見方によっては老人ホームの慰問演奏会といってもおかしくないくらい。(^_^;)

こういう室内楽の演奏会にももっと足を運びたいと思う。

“Madama Butterfly”

先週からわが家に逗留しているM嬢のためにと、同僚に頼んであったチケットが取れたので彼女を連れて観てきた。

迂闊なことだが、合唱団の一員として27年間、Nationaltheaterで歌ってきて、このオペラも何十回と歌っているのだが最後の場面は観ていなかったことに今日気がついた。(なんということだ!)自分の出番が終わったらさっさと帰宅していたのだ。(-_-;)

今日の配役の中ではGoro を歌った Ulrich Reß とSuzuki の Okka von der Damerau だけが旧知の同僚達だった。他のソリストたちはそれぞれに無難に歌ってはいたけれど小粒な感じがした。

今夜も感じたのだが、反論を恐れずに言うとプッチーニはやはりイタリアの演歌作曲家だ。聴く者を泣かせるうまさは抜群。

Besetzung

Musikalische Leitung:Stefano Ranzani
Inszenierung:Wolf Busse
Bühne:Otto Stich
Kostüme:Silvia Strahammer
Chor:Stellario Fagone

Cio-Cio-San:Kristine Opolais
Suzuki:Okka von der Damerau
B. F. Pinkerton:Dmytro Popov
Kate Pinkerton:Marzia Marzo
Sharpless:Markus Eiche
Goro Nakodo:Ulrich Reß

Der Fürst Yamadori:Andrea Borghini
Onkel Bonzo:Goran Jurić
Yakusidé:Evgenij Kachurovsky
Der Kaiserliche Kommissär:Leonard Bernad

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Lucia di Lammermoor

今日は新演出・初演の2回目の公演。
このオペラ、いろいろな思い出があるが、今夕は Kirill Petrenko の指揮ということで期待して出掛けた。

今日のいちばんの収穫は自分に関してのこと。オペラの幕が開いてからしばらくは演出、歌手の演技、舞台装置に関してネガティヴな感慨が次から次へとわき起こってくる。しかし休憩時に隣で聴いていた77歳の旧同僚が素直に楽しんでいるのを聞いて反省した。

わたしは自分が現役で歌っていた頃の舞台・歌手と比較して現在を否定していたのだ。時が移ればすべては変わるもの。それを素直に受け入れていかなくては。それができないわたしは絵に描いたような「がんこ爺」になるしかない。

それでも、ひとつだけ書いておきたいことがある。それはエドガルドを歌ったブレスリクについて。彼はこの役を破綻なくうまくこなしてはいたが、この役が要求するイメージには適合していない。スリルが無いのだ。観客をハラハラさせる緊張感と期待感に乏しい。

彼が素晴らしいモーツァルト・テノールであることは確かではあっても「愛の妙薬」のネモリーノでとどまるべきだと思う。

Diana Damrau に関しては最高音はともかく中音域が少し荒れているような感じがした。歌い過ぎなのかもしれないし、わたしの座っていた席のせいかもしれない。

ペトレンコの指揮は「可も無く不可も無し」という感じを受けた。まあ、ドニゼッティだからそんなものなのかもしれない。

Musikalische Leitung:Kirill Petrenko
Inszenierung:Barbara Wysocka
Bühne:Barbara Hanicka
Kostüme:Julia Kornacka
Licht:Rainer Casper
Produktionsdramaturgie:Daniel Menne, Malte Krasting Chor:Stellario Fagone
Video:Andergrand Media + Spektakle

Lord Enrico Ashton:Dalibor Jenis
Lucia Ashton:Diana Damrau
Sir Edgardo di Ravenswood:Pavol Breslik
Lord Arturo Bucklaw:Emanuele D’Aguanno
Raimondo Bidebent:Georg Zeppenfeld
Alisa:Rachael Wilson
Normanno:Dean Power

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Münchner Philharmoniker 定期公演

今年最初の演奏会。一週間ほど前に予習のためにハイドンの交響曲103番をダウンロード購入して何回か聴いていた。第4楽章が記憶に残るメロディー。

終演後の感想だが、期待していたほどにはこちらに訴えかけてくるものがなかった。どの曲もなんだかスカスカした印象でミュンヘンフィルってこんな音だったかなという疑問が残った。

それでもやっぱり生の音の響きは新鮮だ。それは隣で聴いていたブリギッテも同意見。

3. Abonnementkonzert b der Münchner Philharmoniker

KLASSIK E
DO, 15.1.15 / 20:00 UHR / PHILHARMONIE
€ 12,30 BIS € 61,–

Sibylla Rubens, Sopran
Gerhild Romberger, Mezzosopran
Tilman Lichdi, Tenor
Klaus Mertens, Bass

Philharmonischer Chor München
Andreas Herrmann, Einstudierung

Leitung: Ton Koopman

Wenn ein modernes Symphonieorchester wie die Münchner Philharmoniker auf einen Apostel der historisch informierten Aufführungspraxis wie Ton Koopman trifft, dann ist für Zündstoff gesorgt. Doch der »Clash of Cultures« kann beide Seiten beflügeln: Das jedenfalls war das Ergebnis der beeindruckenden Aufführung von Bachs »Johannes-Passion«, die im Juni 2013 stattfand. Weshalb die Fortsetzung des gemeinsamen Projekts mehr als naheliegend erscheint.

Abermals hat Koopman zwei Werke des Leipziger Thomaskantors ausgesucht: die festliche Orchestersuite in D-Dur und die weltliche Kantate »Auf, schmetternde Töne der muntern Trompeten«, mit der Bach 1735 dem sächsischen König zum Namenstag gratulierte. Doch auch ein Klassiker steht auf dem Programm: Joseph Haydns Es-Dur-Symphonie »Mit dem Paukenwirbel«, die Volksliedweisen aufgreift und im Menuett sogar mit stilisierten Jodelrufen verblüfft.

(MPhil)

1.Johann Sebastian Bach
Orchestersuite Nr. 3 D-Dur BWV 1068

2.Joseph Haydn
Symphonie Nr. 103 Es-Dur Hob. I:103 »Mit dem Paukenwirbel«

3.Johann Sebastian Bach
Kantate BWV 207a »Auf, schmetternde Töne der muntern Trompeten«

Carmen の3回目

今シリーズ最後で3回目の公演。配役はメルセデス役が変更になっただけ。今夜はいつもより1時間早い18時開演だった。

公演中にまた雪が降ったようで、終わって外へ出ると10cmぐらいに積もっていた。雪道を歩くのは好きではないが通りの雰囲気はまさにクリスマス。

Musikalische Leitung: Omer Meir Wellber
Nach einer Produktion von: Lina Wertmüller
Bühne und Kostüme: Enrico Job
Licht: Franco Marri
Chor: Stellario Fagone

Zuniga: Tareq Nazmi
Moralès: Andrea Borghini
Don José: Yonghoon Lee
Escamillo: Gábor Bretz
Dancaïro: Alexander Kaimbacher
Remendado: Francisco Vas
Frasquita: Eri Nakamura
Mercédès: Yulia Sokolik
Carmen: Clémentine Margaine
Micaëla: Golda Schultz

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Carmen の2回目

今日はシリーズ2回目の公演。クリスマスから新年にかけては病欠が多くなるのが毎年の例。26日も頼まれたから行くことになる。

配役などは変更がなかった。

Musikalische Leitung: Omer Meir Wellber
Nach einer Produktion von: Lina Wertmüller
Bühne und Kostüme: Enrico Job

Licht: Franco Marri

Chor: Stellario Fagone

Zuniga: Tareq Nazmi

Moralès: Andrea Borghini
Don José: Yonghoon Lee
Escamillo: Gábor Bretz
Dancaïro: Alexander Kaimbacher
Remendado: Francisco Vas

Frasquita: Eri Nakamura

Mercédès: Angela Brower

Carmen: Clémentine Margaine

Micaëla: Golda Schultz

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Carmen

午前中、買い物をしていたらTheaterから電話。病欠が出たとかで今夜の “Carmen” に出てくれという依頼。これはしっかりとテキストが身に染みついているから引き受けた。(笑)

韓国人のテノールは立派な声で良かった。 “Carmen” は歌唱の点では悪くはないけれどもう少し華が欲しい。

Musikalische Leitung: Omer Meir Wellber
Nach einer Produktion von: Lina Wertmüller

Bühne und Kostüme: Enrico Job
Licht: Franco Marri
Chor: Stellario Fagone

Zuniga: Tareq Nazmi
Moralès: Andrea Borghini

Don José: Yonghoon Lee
Escamillo: Gábor Bretz
Dancaïro: Alexander Kaimbacher
Remendado: Francisco Vas
Frasquita: Eri Nakamura
Mercédès: Angela Brower
Carmen: Clémentine Margaine
Micaëla: Golda Schultz

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

また「魔笛」

今日は先回とは違う旧同僚のピンチヒッター。パパゲーノは Christian Gerhaher が歌った。
今日の公演は家族、子供向けを意識したもので開演は16時だった。カーテンコールの時には大きな歓声が上がっていたので、この企画は成功だったと思う。

Musikalische Leitung: Dan Ettinger
Inszenierung: August Everding
Neueinstudierung Helmut Lehberger
Bühne und Kostüme: Jürgen Rose
Licht:Michael Bauer
Choreographische Mitarbeit: Beate Vollack
Chor: Sören Eckhoff

Sarastro: Günther Groissböck
Tamino: Charles Castronovo
Sprecher: Tareq Nazmi
Königin der Nacht: Ana Durlovski
Pamina: Hanna-Elisabeth Müller
Erste Dame: Golda Schultz
Zweite Dame: Tara Erraught
Dritte Dame: Okka von der Damerau
Drei Knaben: Tölzer Knabenchor
Papageno: Christian Gerhaher
Papagena: Mária Celeng
Monostatos: Alexander Kaimbacher
Erster Geharnischter: Francesco Petrozzi
Zweiter Geharnischter: Christoph Stephinger
Erster Priester: Wolfgang Grabow
Zweiter Priester: Francesco Petrozzi
Dritter Priester: Ingmar Thilo
Vierter Priester: Ivan Michal Unger
Drei Sklaven: Markus Baumeister
Drei Sklaven: Walter von Hauff
Drei Sklaven: Johannes Klama

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

久しぶりに「魔笛」の舞台

久しぶりの舞台。もう数え切れないほど歌ってきたDie Zauberfloeteだがちょっと緊張した。(^_^;)

パパゲーノには Christian Gerhaher がクレジットされていたので楽しみにしていたのだが、キャンセルしてしまった。残念。

Musikalische LeitungDan: Ettinger
Inszenierung: August Everding
Neueinstudierung Helmut Lehberger
Bühne und Kostüme: Jürgen Rose
Licht:Michael Bauer
Choreographische Mitarbeit: Beate Vollack
Chor: Sören Eckhoff

Sarastro: Günther Groissböck
Tamino: Charles Castronovo
Sprecher: Tareq Nazmi
Königin der Nacht: Ana Durlovski
Pamina: Hanna-Elisabeth Müller
Erste Dame: Golda Schultz
Zweite Dame: Tara Erraught
Dritte Dame: Okka von der Damerau
Drei Knaben: Tölzer Knabenchor
Papageno: Nikolay Borchev
Papagena: Mária Celeng
Monostatos: Alexander Kaimbacher
Erster Geharnischter: Francesco Petrozzi
Zweiter Geharnischter: Christoph Stephinger
Erster Priester: Wolfgang Grabow
Zweiter Priester: Francesco Petrozzi
Dritter Priester: Ingmar Thilo
Vierter Priester: Ivan Michal Unger
Drei Sklaven: Markus Baumeister
Drei Sklaven: Walter von Hauff
Drei Sklaven: Johannes Klama

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Die Sache Makropulos (マクロプロスの秘事)を観る

久しぶりのオペラ劇場。今日はあいにく朝から冷たい雨と風が吹く寒い1日。一日中家の中にこもっていたので夜に外出できるのは嬉しくもあった。しかし夕方家を出たときには小さな嵐と言っても良いほどのお天気。

このオペラ、私は全く知らない。ヤナチェクのオペラの中にこの題名のものがあるのは知っていたがこれまで全く関心がなかった。あらすじなどはこちらのサイトを読ませていただいた。感謝。

オーケストラが鳴り始めた一瞬「あぁ、ヤナチェック」だと感じた。この作曲家独特の色が空間に響いた。

短いオペラである。19時半に始まって終わったのは21時15分。もちろん休憩はなし。アリアらしいものは無くほとんど Sprechgesang と言っても良い。それだけに主役を歌った Nadja Michael の個性にこのオペラの成否が掛かっていた。

その意味で彼女を起用したのは正解。歌唱も良かったが、現在のソプラノ歌手であれだけのスタイルを持っている人は見つからないだろう。その他の歌手達もそれぞれの役割を立派に努めていた。

かつての同僚である合唱は最後の5分間ほどの出番。このオペラも男声合唱だけで女声合唱は出ていない。この場面だったら女声合唱だけでも良かったのにと思える。これからの作曲家には是非とも女声合唱だけのオペラを書いて欲しいと思ってしまう。オペラ劇場の男声合唱団は明らかに性差別を受けている。(笑)

22.Oktober 2014(Mittwoch)

19.30 Uhr · Nationaltheater

DIE SACHE MAKROPULOS

Preise K, € 132 /115 /95 /74 /- /- /- /10

Musikalische Leitung:Tomáš Hanus
Inszenierung:Árpád Schilling
Bühne und Kostüme:Márton Ágh
Licht:Tamás Bányai
Produktionsdramaturgie:Miron Hakenbeck
Chor:Sören Eckhoff

Emilia Marty:Nadja Michael
Albert Gregor:Pavel Černoch
Vítek:Kevin Conners
Krista:Tara Erraught
Jaroslav Prus:John Lundgren
Janek:Dean Power
Dr. Kolenatý:Gustav Beláček
Ein Theatermaschinist:Peter Lobert
Eine Aufräumefrau:Heike Grötzinger
Hauk-Schendorf:Reiner Goldberg
Kammerzofe Emilias:Rachael Wilson

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

“Il Trovatore” (Salzburger Festspiele)

ARTE で放映されたテレビを観ての感想である。

BESETZUNG

Dirigent: Daniele Gatti
Fernsehregie: Agnes Méth
Inszenierung: Alvis Hermanis
Komponist: Giuseppe Verdi
Orchester: Konzertvereinigung Wiener Staatsopernchor Wiener Philharmoniker

Anna Netrebko (Leonora)
Plácido Domingo (Graf Luna)
Azucena (Marie-Nicole Lemieux)
Francesco Meli (Manrico)
Riccardo Zanellato (Ferrando)
Diana Haller (Ines)

結局最後まで観てしまったが、 Anna Netrebko が絶好調でこれまで観てきた中でも最高の出来。声の自由度が増し、安定していて、声が肉体にまとわりつかず、肉体から快く浮遊していた。その歌唱には凄みさえ感じられて、この快感はミレッラ・フレーニの好調の時以来久し振りに味わうもの。よく調整された素晴らしいオーディオ装置でふたつのスピーカーの間の空間にポット声が定位する感じにも似ている。

一方、バリトン役に転じたドミンゴがこの公演のもう一つの目玉なのだろうが、わたしには辛かった。ヴェルディのオペラでバリトンが聴かせる一番輝くべき声域がバリトンのそれではなかったのと、視覚的にはテレビ画像の鮮明さが彼の肉体的老いをしっかりと映し出していたせいだ。今回の彼の試みは失敗ではないけれども成功でもなかったとわたしは思う。

カルロス・クライバーの指揮で Otello を歌ったときのドミンゴの歌唱と姿と比較するのは間違っているけれど、ともするとあの時のドミンゴが思い出されてしまう。

マンリーコを歌った Francesco Meli は高水準の歌唱で、舞台上のぎごちなさと歌ってるときの表情は若いときのカレーラスを思い出させてくれた。この人を生で聴いたことは無いが機会があれば一度聴いてみたい。

ガッティの指揮はかなり速いテンポでたたみかける部分が目立った。そのテンポでもネトレプコの歌唱は崩れることがなくお見事。その他のソリスト陣も立派だった。ただ、歌手達が美術館員として現代の服装をしているとずいぶん太って見えてしまう。発達したテレビの映像は演奏者に酷だ。

演出と舞台は美術館内部と歴史的な舞台とを、壁に掛かっている名画を橋渡しに交錯させて違和感を持たせないようなアイデアだった。その意図は理解できるがわたしにはやはり無理があるように思える。お金が掛かっていると思われる美しい舞台だったことは確かなのだが。

今年最高の?暑さ

7月19日(土)・快晴/最高気温33度

7時半起床。いや〜、暑い1日だった。昨日は就寝が午前0時と遅かったせいか、なんとなく目覚めがスッキリしない。朝食のあと10時少し前にウォーキングに出掛けた。今夜はまた外出するので体力温存のために少し距離を短くしようと思っていたのだが歩き出したら欲が出てしまって結局いつも通り。11410歩95分を歩いて帰宅したときにはしっかりと汗をかいていた。

冷たい水を飲んで一息入れているところへ買い物に出たブリギッテが戻ってきた。車から家まで買い物を運び入れて昼食。そのあと1時間の昼寝。それから夕方出掛けるまで家の中でダラダラと過ごす。これだけ暑いと家の中にいてじっとしている以外はない。私が子供の頃(冷房などまだ無かった時代)の日本の夏を思い出した。

今夕はミュンヘンの北の方にある Unterführung / Bürgerhaus で行われた

Tom Harrell: Colors of a Dream US Highlight

というジャズコンサートへ行って来た。会場は日本の市民会館のような建物。ジャズの演奏会ということもあるのだろうが聴衆は全くの平服で夕涼みに訪れたといった感じのくだけた雰囲気だった。

総勢6人のバンドでわたしは3列目中央に座っていたからそれぞれの奏者の表情がはっきり見えて面白かった。演奏が良かったのかどうかわたしにはわからないがとにかく楽しかった。トランペット奏者の Tom Harrell は下を向きっぱなしの独特のスタイルで登場。演奏前には顔が震える典型的なパーキンソン病の症状を見せていたので「大丈夫かな?」と危惧したのだがトランペットを吹き始めたらそれが吹き飛んだ。

かなり老人に思えたので帰宅後 Wikipedia で検索してみたら彼はわたしよりも1歳年上のようだ。そしてパーキンソン病ではなくて「統合失調症」にかかっていることを知った。

帰宅は22時40分。 Weißbier を1本飲んで就寝

忙しかったけれど充実の一日

7月16日(水)・晴れ/最高気温27度

7時起床。今日もよい天気だ。やるべき事を済ませておこうと8時半頃からウォーキングに出掛けた。これをやっておくと一日を快く過ごすことが出来る。(^_^) 今日は手紙を出す用事があったのでいつもとはちょっと違ったコースを歩いて11527歩・99分。帰宅は11時頃。

シャワーを浴びる前にブリギッテに頼まれていた庭仕事を片付ける。今が盛りと咲き誇っているバラの枝が地面に垂れてしまわないように紐で結わえる線を張る仕事だ。下の写真がその完成図。細い金属線なのでちょっとわからないが陽が当たって光っているのがそれ。

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そのあと昼食を取り、ようやくシャワーを浴びた。今日は15時から日本人女性と Marienplatz で落ち合う予定だったので14時半頃に家を出る。彼女は芸大の楽理科を卒業して現在イタリアでコレペティ修行中の若い女性。ニュルンベルク劇場のコレペティ募集に応じて願書を出すというので先月ドイツ語の文書作成を手伝った。今日から数日間ドイツを見て回るらしい。

いろいろとお話を聞いて16時過ぎに帰宅。今夜は昔の同僚からの誘いで急遽「上原ひろみ」を聴きに行くことになった。20時開演ということなので夕食をとったあとでゆっくりと出掛ける。

彼女は “HIROMI” という名前で知られているらしい。CDと DVD は聴いたり見たりしていたのだがライヴはまだ経験していなかった。終わったあとはとても満足感があり、もっと聴いていたいピアニストだった。彼女なりの新しい世界への切り込みも感じられて興味が尽きなかった。日本人という特性をアピールするためか「さくら、さくら」とか「上を向いて歩こう」の旋律を取り入れた作品も演奏して聴衆に受けていた。わたしはBACHの作品を彼女の感覚でアレンジしたものを聴いてみたい。

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休憩なしでエネルギーのほとばしりを感じた2時間近くの舞台。アンコールは3曲ほど演奏してくれた。

Guillaume Tell(ウィリアム・テル)

Münchner Opernfestspiele 2014
Mittwoch, 2. Juli 2014
Nationaltheater

18.00 – ca. 21.30 Uhr
Dauer: 3 Stunden 30 Minuten (1 Pause)
17.00 Uhr: Einführung

Preise M: 193 / 168 / 142 / 117 / 90 / 64 / 16 / 14
Freier Verkauf und Serie 45
Preise M € 193 / 168 / – / – / – / – / – / 14
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Besetzung

Musikalische Leitung: Dan Ettinger
Inszenierung: Antú Romero Nunes
Bühne: Florian Lösche
Kostüme: Annabelle Witt
Licht: Michael Bauer
Mitarbeit Inszenierung: Johannes Hofmann
Produktionsdramaturgie: Rainer Karlitschek
Chöre: Sören Eckhoff

Guillaume Tell: Michael Volle
Arnold Melcthal: Bryan Hymel
Walter Furst: Goran Jurić
Melcthal: Christoph Stephinger
Jemmy: Evgeniya Sotnikova
Gesler: Günther Groissböck
Rodolphe: Kevin Conners
Ruodi: Enea Scala
Leuthold: Christian Rieger
Mathilde: Marina Rebeka
Hedwige: Jennifer Johnston

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

バイエルン放送交響楽団定期演奏会

会場前には切符を求める人たちが目立って、オペラではよく見るがオーケストラ演奏会ではわたしには初めての経験。プログラムの内容が引きつけるのかそれとも今夜のソリストである内田光子さんの人気なのか、わたしにはわからない。

Ligeti の小曲はなんだかわけのわからないうちに終わっていた。とっても短い曲。

内田さんのベートーベンは面白かった。彼女の主張とヤンソンスの音楽とのぶつかり合い、そして協調がフレーズごとに感じられたし、ダイナミックレンジの大きさも興味深かった。ピアニッシモの美しさが心地よい。曲が終わったあとの聴衆の歓呼もかなりのものだった。

今夜の楽しみであったショスタコービッチの5番は期待したほどではなかった。管楽器群と弦楽器群とが遊離してしまっているように感じた。そういう曲なのかもしれない。終楽章はかなり速いテンポ。もう少しゆっくり目でタメのある方がわたしは好き。しかし終演後は充分満足感をもって帰宅。

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7. Abonnementkonzert A des Symphonieorchesters des Bayerischen Rundfunks

KLASSIK E
DO, 1.5.14 / 20:00 UHR / PHILHARMONIE
€ 25,– BIS € 78,– / VVK: 11.03.2014

Mitsuko Uchida, Klavier.
Leitung: Mariss Jansons.

Konzerteinführung um 18:45 Uhr,
Eintritt frei mit gültiger Konzertkarte.

(BR)

Komponist
György Ligeti

Werk
»Atmosphères«

Komponist
Ludwig van Beethoven

Werk
Klavierkonzert Nr. 4 G-Dur op. 58

Komponist
Dmitrij Schostakowitsch

Werk
Symphonie Nr. 5 d-Moll op. 47

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“Parsifal” の1回目

Mittwoch, 16. April 2014
Nationaltheater

17.00 – ca. 22.25 Uhr
Dauer: 5 Stunden 25 Minuten (2 Pausen)

Preise K: 132 / 115 / 95 / 74 / 52 / 30 / 14 / 10
Freier Verkauf und Serie 22
Besondere Ermäßigung für das Programm Junges Publikum
a-u-s-v-e-r-k-a-u-f-t

Besetzung

Musikalische Leitung: Asher Fisch
Inszenierung: Peter Konwitschny
Bühne und Kostüme: Johannes Leiacker
Licht: Peter Halbsgut
Produktionsdramaturgie: Werner Hintze
Chöre: Sören Eckhoff

Amfortas: Levente Molnár
Titurel: Wilhelm Schwinghammer
Gurnemanz: Kwangchul Youn
Parsifal: Nikolai Schukoff
Klingsor: Oleg Bryjak
Kundry / Stimme aus der Höhe: Angela Denoke
Erster Gralsritter: Kevin Conners
Zweiter Gralsritter: Rafał Pawnuk
Erster Knappe / Zweiter Knappe: Tölzer Knabenchor
Dritter Knappe: Dean Power
Vierter Knappe: Matthew Grills
Klingsors Zaubermädchen: Okka von der Damerau
Angela Brower
Iulia Maria Dan
Rachael Wilson
Laura Tatulescu
Elsa Benoit

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

今夜もガスタイクでの演奏会を聴く

3月25日(火)・くもり/最高気温6度

7時25分起床。昨夜はベッドに入ったのが12時半ぐらいだったがそれから朝まで通してグッスリと眠ったようだ。そのわりには起きてからどうもスッキリしない。鼻がグズグズしてる。用心して今日も夕方まではどこへも出掛けなかった。

昨日演奏会で聴くまではブルックナーの交響曲3番がフワフワとしてとらえどころが無かった。演奏会から一夜明けて午前中にもう一度同じカール・シューリヒト指揮の CD を聴いている。聞き覚えのあるフレーズの所々で指揮者が示した表情や身体の動きが蘇ってきて楽しい。生の演奏を聴かなかったらこの感覚は絶対に得られなかったものだ。やはり高いお金を払っても演奏会には行くべきなのかな。それとブルックナーの交響曲全集が欲しくなった。誰の指揮するどの版が良いのだろう。

そんなわけで今日も本を読みながら音楽を聴いていた。ブルックナーを聴き終わったあとは今夜の演奏会での演目のベルリオーズ:幻想交響曲を聴き始める。これはリッピングして iPad mini Retina の中に入れ Airplay で SoundTouch 20 に飛ばして聴いている。 SoundTouch 20 もエージングが進んできてかなり音がこなれてきてる。この曲は今月初めにも慶応大学のオーケストラで聴いているのだった。

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今夜の演奏会は下記のもの

1.Claude Debussy:Prélude à l’après-midi d’un faune
2.Franz Liszt:Klavierkonzert Nr. 2 A-Dur
3.Hector Berlioz:Symphonie fantastique op. 14

Montreal Symphony Orchestra
Marc-André Hamelin, Klavier
Leitung: Kent Nagano.

この演奏会はわれわれの友人夫妻が昨年のクリスマスにプレゼントしてくれたもの。演奏会は20時から始まるのだが、18時30分にガスタイクの裏にあるトルコ料理店で待ち合わせ、そこで軽食をとってから演奏会場に乗り込んだ。

リストのピアノコンチェルトはなんだかとらえどころの無いままに終わってしまった。ピアニストのアンコールも無し。

今夜のハイライトはやはり休憩後の幻想交響曲。このオーケストラは少し重心が高めかもしれないがいろいろな色彩が感じられて楽しめた。アンコールが2曲続いて、
1.「アルルの女」第1組曲
2.ボレロ
とサービス満点だった。観客も大喜びで最後はスタンディングオベーション。昨日は6〜7割の入りだったが今日はほぼ満席。ケント・ナガノ氏の人気が高いのか。