恩師の追悼コンサート

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8時起床。昨夜はまた寝付けなくて午前3時近くまでポッドキャストを聴いていた。こういう時にこういうものがあるのは精神的に助かる。

朝食のためにホテルのロビーに降りて行ったのは9時少し前。なんとこのホテルの朝食は9時で終わるのだった。しかし、そこは融通を利かせてくれて無事に食べ終え、部屋に戻る。今日は昨夜までの無線LANが届かない部屋から1階下のルーターのすぐ近くの部屋に変えて貰った。これで心おきなくメールに返事をしたり、これから先の予定を決めることが出来た。明日から数日は兄の家に泊まることになるのでインターネットに接続することは叶わない。

午後、昼寝を試みてベッドに横になっては見たが、結局眠れずに3時近くにベッドから出て徒歩1分の距離にある今夜のコンサート会場に向かった。そこで発声練習をしてみたがどうも良くない。

午後4時過ぎに伴奏者が東京から到着して一緒に最後の合わせをする。午後5時過ぎにいったんホテルに戻り少し休憩を取った。わたしの出番は7時半頃になるのでそれに間に合うよう、ホテルを7時過ぎに出た。

演奏会場は100人も入れば一杯になる規模なのだが、さすがに満員になると声の響きも違ってくる。最初の2小節ぐらいは神経を研ぎ澄まして自分の響きを調える。今夜は恩師の追悼コンサートということで変にリスクを冒さず、安全運転に徹して終了した。これで良かったのだと思う。

演奏会後ロビーで友人、知人たちの挨拶を受ける。来てくれた全ての人とゆっくりお話しすることが出来なくて申し訳なかった。打ち上げは会場近くの中華料理店で。何の変哲もない店なのだが、おいしかったし品数も豊富。こんな中華料理店がミュンヘンにも出来てくれたら嬉しいのだが。23時過ぎにお開きとなりホテルに戻ってきた。さあ、明日からは思い切り遊ぶだけだ。(笑)

恩師の追悼コンサート」への2件のフィードバック

  1. >横になっては見たが、結局眠れず

    人間、眠らなければならないときは緊張するせいか眠れず、結局最悪コンディションになってしまうことが多いから困ってしまいますよね。
    歌手やスポーツ選手の方など、そういう調整も重要な職業技術なのかも知れませんね。

    >満員になると声の響きも違ってくる

    2000席規模の音楽専用ホールでもそうしたことを感じられることはありますか?
    もちろんホールによるのでしょうけれど、ベームはバイロイトでのライヴ録音について、「技術者は客の数で音響は変わらないことを発見していた」とか回想録で語っていたのを読んだ記憶があります。

    • 合唱団の一員として演奏旅行に来ているときにはそういう事はないので、やはり神経が高ぶっているのでしょうね。もう、ソロとして舞台に立つことはないのでその悩みからは解放されそうです。(笑)

      聴衆の多少によるホール内の響きの違いというのは、そのホールの音響設計による部分が多いのではないでしょうか。合唱団として歌っているときには音響のことはあまり考えたことがありません。

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