出雲大社、松江を歩いた

11月26日(火)・晴れ/最高気温11度

7時起床。今日は気合いを入れて出雲大社の観光。きっとずいぶん歩くことになるからと朝食をしっかりととる。このホテルの朝食バイキング(¥630)はこの値段としては良心的な内容。

8時半過ぎにホテルを出て、ホテルの案内書に書いてあったバス停まで10分ほど歩く。ところがこのバス、出雲市駅が終点。改めてそこで乗り換えて出雲大社まで走るのだった。そうと知っていたら出雲市駅まで歩いたのに。(約20分)バスは出雲大社に行く人で満員。わたしは25分ほど立ったままの状態だった。

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お寺とは違って仏像が安置されているわけではないので、見るべきものは自分の心の中にある。眼に見えるものは建築物としての外観だけ。それ故に清々しさを感じてしまう。観光客はそれほど多くはなかったのでゆったりと廻ることが出来た。

朝から風が強くて空には青空が見えたけれど体感温度は低かった。11時過ぎには見るべきものは見た気になって、午後は松江を観光することにした。

一畑電鉄というレトロな電車に乗って宍道湖を右手に見ながらコトコトと走る。松江に着いてまずは腹ごしらえ。それから松江城の方向へと歩き出した。お城を囲むようにして堀割が整備されていて観光客を乗せた小さな舟が何艘も走っている。これがこの街の印象を柔らかくしていた。

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天守閣には登らなかったがお城のまわりも整備されていてゆっくり歩く先々に紅葉が美しい。そこから次は小泉八雲が住んだ家を訪れる。数年前に熊本市を訪れた時にも小泉八雲の旧居を観光したが両者の間にはどこか通じるものがある。公開されていたのはごく一部だったけれど、庭園が美しかった。

この時点で午後3時を過ぎていたのでそこからJR松江駅まで歩く。この街の商店街にはシャッターを下ろしている店は殆ど見られなかった。ここから何かの解決策が見えてこないか。ちょうど来た特急やくもに飛び乗って思ったより早くホテルに戻った。

メールをチェックしたりしていてまだ「出雲そば」を食べていないことに気がついた。今日の夕食が最後のチャンスなので再びホテルを飛び出して出雲市駅の近くまで歩く。食べ方に特徴があって蕎麦つゆにそばをつけるのではなく蕎麦の上に薬味を載せて蕎麦つゆを上から掛ける。

わたしが注文した「割子そば」は小さな3つの器に少量ずつ出雲蕎麦が入って出てきた。この店の蕎麦は85%が蕎麦粉ということで滑らかさは少ないがそれなりにおいしかった。明日は早起きして京都へ向かう。

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