3月7日(金)・晴れ/最高気温12度
8時半起床。昨夜は午前2時半過ぎに嫌な夢を見て汗をびっしょりかいて目が覚めてしまった。花粉症による喘息が引き起こした夢だった。そのあとしばらくしてから眠りについて目が覚めたら8時半。
当然のことにブリギッテはすでに出社したあとで、食卓にはわたしの朝食が用意してあった。彼女には悪いことをした。
外は明るく穏やかな、いかにも春らしい光が溢れていて見ているだけで幸せな気分になってくる。朝食を済ませたあとでウォーキングに出掛けた。昨日のように最後にフラフラになるようなこともなく、余裕で11275歩・93分を歩いて帰宅。その日の体調によってずいぶん異なるものだ。
帰宅してすぐにシャワーを浴びて汗を流す。そのあと昼食を食べ1時間の昼寝。この眠りも気持ちの良いものだった。午後のお茶を飲みながら今夜の献立を考えていたのだが、今日は映画を見る予定だったのを思い出した。夕食の献立は明日に回すことにする。
日独協会主催で日本映画「怖がる人々」という作品を GASTEIG で上演するのだった。日本映画をオリジナルでドイツ語の字幕を付けて放映する。この映画は見たことがなかったので見る予定にしていた。
まず5時半過ぎに会場に行って入場券を確保。そのあと退社後のブリギッテを待つ。上演は7時から。いつものように会場は満員御礼である。大部分がドイツ人で日本人観客は2割ぐらい。
この映画は和田誠氏の4作目の作品だということでちょっと古いもの。フランキー堺が出てきたときには驚いた。(^_^;) この人が亡くなってからずいぶん時が流れたような気がしていたから。全体を通してどこか面白みを感じさせる恐怖映画で5つのエピソードが並べられたオムニバス映画だ。
中には「なんだかな〜」と思う作品もあったが最後のエピソードが笑えて、ドイツ人観客も大いに笑っていた。それぞれのエピソードにしっかりとした実力派の俳優を起用していたせいか、内容がだれることも無く最後まで楽しめた。