7月2日(水)・曇りのち雨/最高気温17度
7時起床。朝からどんよりとした曇り空。今すぐにでも雨が降ってきそう。昨日と同じようにブリギッテを送り出してから傘を持ってのウォーキング。9917歩・82分を歩いて帰宅したらそのすぐあとから雨が降り出した。昨日とはちょっとだけ違う道を選んで歩数は同じだと思ったら一万歩にはちょっとだけ足りなかった。(^_^;)
朝食はパン1枚を食べただけだったからシャワーを浴びたあとは空腹感があった。ブリギッテに買い物を頼まれていて玉子、チーズ、ソーセージ、ハムを買うことになっていた。こういう時に空腹で行くと要らないものまで買ってしまうのでちょっと早かったけれどうどんを作って昼食とする。
空腹は治まっていたのだが、それでもけっこうな量の買い物をし、車のガソリンを満タンにして帰宅。それから1時間ほど昼寝をした。深い眠りで気持ちが良い。
今夜は先日 Premiere だったオペラ「ウィリアム・テル」の切符が回ってきたので聴きに行く。長いオペラで18時開演で終演は21時30分頃。帰宅してすぐ食べられるようにとカレーを作る。お米を研ぎ、炊飯器のタイマーを22時20分に仕掛けてから雨の中、家を出る。劇場内で履く黒い靴を持って来て欲しいとブリギッテに頼まれたので彼女の仕事場に立ち寄ってから劇場へ。
このオペラは歌ったことも観たこともない。曲中のよく知られたオーケストラ曲とテノールのアリアをCDで聴くことがあっただけ。今回の演出は第一幕が2時間15分ほどだと聞いたので始まる前にトイレを済ましておいた。(^_^;)
わたし個人としてはArnold Melcthal 役の Bryan Hymel と Mathilde 役の Marina Rebeka の歌唱が好きだった。ふたりとも確かな音程と素晴らしいテクニックを持っていて、なによりも出された声が声帯を離れて空間を飛翔する感じが気持ちよかった。これぞベル・カント。
Bryan Hymel は休憩後の難しいアリアを完璧に歌って特に素晴らしかった。かれはわたしにとってこれからの注目株。
夏のこととて今夕はガルデローベにコートなどを預けることはなかったからカーテンコールのあとすぐに席を立ち22時には帰宅することが出来た。ふたりともお腹が空いていたのでおいしくカレーを食べる。
2004年12月にミュンヘンに伺ったとき,到着時は積雪,市内は雪は消えていましたが,
オペラハウスの荷物預かり所の前で雪靴を脱いで持参の靴に履き替え,預けている女性がいました。
コート,手荷物と日本のオペラでは預けないものまで預けていて,彼我の差を
感じました。日本ではコートを客席の背に掛けないで下さいという客席係の指示があることもあります。
ミュンヘンの冬はしっかりと着込みますからね。
こちらでもコートを客席の背に掛ける人は見たことがありません。