「語りの会」を聴いてきた

2月20日(土)・曇りのち雨/最高気温6度

7時半起床。恒例になっている土曜日の義母を連れての買い物。本来ならブリギッテと義母と2人だけで行くのだが、今日は途中まで付き合わされた。

というのも、ブリギッテが昨日買ったパンを仕事場に置き忘れてきたのを取りに行かなくてはならなかったから。そのあと Rosenheimerplatz 駅でわたしはパンを持って下車し帰宅した。

今日は独日協会とミュンヘン日本人会の主催でおこなわれる「語りの会」というのに行くことにしていた。「竹取物語」「走れメロス」「蜘蛛の糸」などの作品を語る (朗読ではない) というもの。パンフレットによれば
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「語り」とは、聞き手の存在を前提とし、説得力を持って聞き手に「感じる、伝える、考える」を与える言葉の力です。古来、暗唱が基本です。
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とある。今日はこれに日本の篠笛の伴奏が入るものだった。

語り部・かたりすと:元 NHK アナウンサー 平野啓子
篠笛:望月美沙輔
共演者:奥田粋ノ介(語り)
フルート:ヒューフ林真央

これに興味を持ったのも確かだが、わたしは今回の通訳をしてくれるミュンヘン在住のジャーナリスト熊谷 徹氏を見、聞くことが目的だった。このジャーナリストは26年間ミュンヘン在住の方で最近は日本経済新聞、The Huffington Post などにも寄稿している。彼の書いたものにはかなりの説得力があるしよく取材して書かれているのでどんな人物なのかを知りたかった。

彼の通訳も、ドイツ語の発音も確かなもので良い仕事をしていると感じた。少しでも通訳をやった人ならわかるのだが、これはなかなか難しい。

帰途は氷雨となったがそれほど濡れずに済んだ。

夕食はブリギッテが作ったパスタ料理。海老とイカをトマトソースでまとめてマカロニの上から掛けたもの。

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