「蜜蜂と遠雷」のCD

2017年上半期の直木賞受賞作『蜜蜂と遠雷』を先日(7月15日)読了した。この本の内容などはウェブで検索すればすぐに出てくるのでここには書かない。浜松を舞台にしたと思われるピアノ国際コンクールの一部始終である。

とても面白く読んだ。この本の中にはコンクールの一次、二次、三次試験に弾かれる課題曲・自由曲として沢山のピアノ曲が出てくる。知っている曲も多かったけれど中には始めて目にする曲も多かった。

読み終わったあとごく自然な感情として、わたしにとって未知な曲を聴いてみたいと思った。

この本を読んだ人の多くもそう思うらしく市場にはすでに小説に出てきたピアノ曲の全てを収めた CD が出ていると知った。渋谷のタワーレコードにもそのコーナーがあるそうである。

試しにと Apple Musicで検索してみたらなんとそれが聴けるようになっていた。そこで雨に閉じ込められた今日の午後はそれを流しながらゆったりとした時間を過ごす。

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もう一度本を読み返して、これらの曲名が出てきたところでそれらを聴いたら楽しいかなと思ったが何しろこの本はかなり大部である。読了して日が浅い今、もう一度読み返そうとは思わなかった。いつか読み返す日が来たら、その時には音楽をお供に楽しもう。

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