「ミス・サンシャイン」(吉田修一 著)

2022年1月25日(火)

ある週刊誌の書評で目についた「ミス・サンシャイン」(吉田修一 著) をAmazonからダウンロードして読んでみた。

コロナ禍という事もあるが、年齢のせいもあって余りシリアスな小説には食指が動かなくなっている。書評を読んでみるとそういう内容ではなさそうなので読んでみたくなった。Amazonのレビュー欄に書かれているものも概ね好意的である。

読んでみると想像通りの内容でフワフワとした春の木漏れ日のような心地良さで最後まで一気に読み終わった。

31pbDQ4WRpL

その中でちょっと気を引かれた一節を記しておく。

「恋心というのは嫌われたくないと思う気持ちであると。そして愛するというのは嫌われてもいいと思う気持ちじゃないだろうかと。」

良い本だった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です