友人夫妻が行けなくなった切符をいただいたのでブリギッテと聴いてきた。
いつもとはかなり趣の異なるプログラムだった。休憩前はスペイン音楽。これは文句なく楽しい。
休憩のあとの3曲はかなりジャズがかった音楽。完全に自由な音楽というのではなく、型から抜け切れていないジャズという感じ。聴いていて少し窮屈な感じがした。
ヘラクレス・ザールの舞台上には所狭しと楽器が並べられていたのも「窮屈」と感じた一因かも知れない。2台のグランドピアノが真ん中に置かれるとわたしの座った席からはその後ろの奏者が見えない。これはちょっと興ざめだった。
Sir Simon Rattle がバイエルン放送交響楽団の指揮者になったのは、今夜聴いた限りではとても良いことだとわたしには思えた。新しい風が吹き始めているのかも。