どうでもよい話

2024年11月23日(土)

浴室でシャワーを浴びているときとか、シャワーを使ったあと洗面台の鏡に向かっているときなどにふと面白いことを考えたり、記憶のかなたに沈んでいた小学校時代の友人の顔が浮かんできたりする。

今日も洗髪をしたあと頭髪を櫛で整えていた。わたしは家ではヘアドライアーを使わない。自然に乾くのを待つのである。大事なのは生乾きになった頃にいちど鏡に向かって髪をザッと整えること。

髪はずいぶん薄くなったけれど長年のヘアスタイルは変わっていないので自然に頭の右側に分け目が生じる。頭頂部にいくに従ってその線ががハッキリとはしなくなってくる。

今朝は丁度その部分がピンと立っていて「はて、この毛はどちらに撫でつけたら良いのやら」と迷ってしまった。この数本の髪の毛がどちらに付くかで顔の印象がずいぶん変わってしまうような気がするのだ。(自意識過剰)

そんな時にふと思いだしたのが関ヶ原の戦いだった。歴史書によると最後まで豊臣方に付くか徳川方に付くか迷っていたのは松尾山に陣を置く小早川秀秋という大將。彼が迷った末、徳川方になびくと決めたときにこの大合戦の勝敗が決まってしまった。

今朝、数本の髪の毛をどちら側に加えようかと考えていたときにこの話を思い出してしまったのだ。はて、この場合、頭頂部が徳川方、髪の少ない側頭部が西軍なのだろうか。

まあ、どうでもよいことではある。

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