「連隊の娘」を観た

2024年12月25日(水)

このオペラはわたしが働いていた間に Nationaltheater で上演されたことはなかったし、メディアを通して見たこともなかった。知っていたのはテノールのアリアで何度も高い音が歌われるということくらい。確か、アルフレード・クラウスがこのアリアを歌った CD が話題になった筈。

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今日はクリスマスの休日でもあり、時代設定の吹き替え演出だったら嫌だなぁと思っていたが、その点は大丈夫だった。コメディであるからうるさいことは言わずに気楽に聞こうと思って聴いた。それが良かったのか思いのほか楽しめた。

タイトルロールのソプラノは少々線が細い感じでこちらに伝わってくるものが少なかった。テノールは、問題のアリアも破綻なく歌い上げていたが、もう少し声にまとまりがあれば良かったのに。品の悪さを感じてしまった。でも、問題なく歌ったということで誉めるべきなのかも知れない。

このオペラでは男声合唱が大活躍。わたしが居た頃とはだいぶメンバーの顔ぶれも変わっているが素直に感心した。

クリスマス祝日・1日目

2024年12月25日(水)・晴れ/最高気温4度

7時半起床。

晴れた。どうやら今日からの一週間は晴れの日が続くらしい。これは単純に嬉しい。

9時半にカローラ宅で朝食を頂いた。今日はカローラ、ミア、わたし、ブリギッテの4人だけ。昨夜の今朝でなんだかなぁと思うのだが、わたし以外の家族はとにかく集まるのが好き。これに文句を付けても始まらない。

12時ごろに帰宅して一眠り。ブリギッテも昨夜からの付き合いで疲れていたようで彼女にしては長めの昼寝。

17時からオペラ 「連隊の娘」 を Nationaltheater で観る。クリスマス祝日ということで17時開演となっているが、年寄りのわたしにはこの時間の方がありがたい。

幕間に地下の Käfer に席を予約しておいてカナッペと赤ワインを楽しんだ。これも劇場でのオペラを楽しむ一つの方法である。

開演時間が早かった分、終わったのは19時半頃でこれもなかなか良いものだと感じた。冷たい空気の中、家に着いたのは20時過ぎでそれから日本酒を熱燗で楽しんだ。