2025年2月28日(金)・曇りのち雨/最高気温8度
7時半起床。
午前中はちょっと慌ただしい時間だった。今日は11時46分発の列車でベルリンへ行くことになっていた。
昨夜泊まったミアに朝食を食べさせ、幼稚園まで送っていかなくてはならなかった。幼稚園まで送っていくのはブリギッテがやったけれど彼女はいつもと全く変わらずに淡々と行動している。内心、気が気でないのはわたしだった。
ここ数年わたしがせっかちになっているのは自覚している。ちょっと考えれば、今朝なども別に慌てることはなくいつも通りに行動していればどうということは無いのだが、わたしの心の中はなにやらせわしない。
ゆったりと11時ごろに家を出てミュンヘン中央駅へと向かう。予約してあった座席に着いてからも充分な時間的な余裕があった。ずいぶん前に予約しておいたので一等車でもかなり安い乗車券が手に入った。それも Ruhebereich (静粛な空間)だったので快適だった。
しかし、最近の DB は一筋縄ではいかない。ミュンヘンーニュルンベルク 間で列車が突然停車してしまった。アナウンスによるとパンタグラフの故障で列車に通電できない、と言うのだ。「そんなことがあるのか?」と一瞬笑ってしまったが、最近のドイツ・バーンだったらありかも、と思い直した。結局、ベルリンに到着したのは予定よりも約50分遅れ。
到着してみるとあいにくベルリンは小雨が降っている。その中を目的地まで Tram で向かった。今回のベルリンでの宿泊はホテルではなく、ミュンヘンの古い友人のアパート。持ち主がちょうどインドに旅行中ということで、使わせて貰うことになった。
そのアパートに着いて見ると、これが立派なもので各部屋も広々としていて素晴らしい。アパートの周りにはレストランなども豊富で夕食はその中から選んでおいしく食べた。まだ着いたばかりだけれど、ミュンヘンとはかなりの違いを感じる。簡単に言ってしまえばミュンヘンはやはり良い意味で「村」だと思う。