老化と筆跡 〜父に似た文字に気づく日〜

2025年2月18日(火)

最近は鉛筆なり、ボールペンを使うことが少なくなってきたが,先日は鉛筆で紙に文章を書くことがあった。元々わたしの字は下手くそなのだが、自分の書いた文字を見て、それにしてもひどい字だなぁと情けなくなった

わたしが中学生の頃、老いた父がなにやら書いている字を横目で見て子供ながらに「下手!だなぁ、僕ならもっときれいな文字が書けるのに」と思ったことがある。しかし、今日のわたしの書いた文字はまさしくあの時の父が書いていた字に似ていた。これは遺伝なのかも知れないと思ったが、すぐに「いや、これは老化現象に違いない」と思い直した。

ひらがなはともかく、漢字を書くときにはペンを紙からいったん離すことが多い。歳をとってくるとそれすらが面倒になってくるのだろう。これは筋肉の衰えから来る怠け癖なのだろうか。たった数ミリの距離なのにペン先を紙から離せなくなる。これがわたしの書くミミズがのたくっているようなひどい文字の原因だと気がついた。 反省しきり、である。

数日前 Amazon-Audible で(鑑定人 氏家京太郎:中山七里著)を聴いていて次の文章が心に停まったので文字おこしをして加えておく。

「同じ人間の書いた文字がいつも同じとは限らない。これは個人内変動といって、高齢になればなるほど、筆跡は乱れ、字形も崩れてくる。」

晴れていると街に出るのも楽しい

2025年2月18日(火)・晴れ/最高気温2度

7時半起床。

ここ数日は気持ちの良い睡眠が取れている。しかし、それにしてはやはり午前中は頭の中がボヤッとした感じである。午前中に家を出て街へ出掛けた。先日、ステレオラックの足にフェルトを貼ったのだが、同じものを買いに Kustermann まで。

これまで使っていたステレオ機器の置き場を考えていたのだが、先日購入したのと同じラックを注文してその中に収めることにした。。このラックなら二つ並べて、古い機器(プリアンプ・アナログチューナー・VHSデッキ)を入れておいても見た目は悪くないような気がする。そこで今朝の買い物である。

ついでに Viktualienmarkt のトリ肉専門店に立ち寄り解体されたモモ肉を買った。今晩は親子丼を作ろうと思ったのだ。。そこから美門まで足を延ばす。店内の品数が少ないような気がしたが、明日以降に新しく入荷するのかも知れない。レジの前にあった「マルちゃんの正麵」5袋入りが20%引きだったのでそれを購入して帰宅。

家に着いたのは12時50分頃だったので、買ってきたラーメンを作ることにする。白菜とネギを炒めて薄くアンを掛けて野菜ラーメンにした。満腹になったら眠くなったので昼寝。

午後も晴れていて部屋の中が明るい。室内のホコリが気になったのでロボット掃除機を掛けた。

夕方、ブリギッテは Mia のベビーシッターへ。彼女はウッカリしてそれを忘れていた。おかげで夕飯に予定していた「親子丼」用の鶏肉はまた冷蔵庫に戻した。