もし次に電気製品を買う時には…。 


tOmori さんのこのエントリ を読んで、わたしも共感を覚えるところがあったので、SONY(の製品)についてわたしが最近感じていることを書いてみます。 

現在のわたしの身の回りには、壊れたままになっている SONY 製品が3つあります。(ひとつは廃棄処分にしました)
1.ビデオカメラレコーダー/CCD-F340
  これは1988年に日本で買ったもの。この時には劇場の仕事で日本へ行ったのですが、同僚も10人ほど同じ機種を一緒に買いました。数年前に録画出来なくなり、一度、ドイツの SONY に修理に出しました。次の年にまた壊れたのですが、日本に持っていって貰い SONY に修理を頼んだら部品がないということで、廃棄処分。このビデオカメラレコーダで録画した娘たちの小さい時のテープをなんとかデジタル化したいと思っています。それで古いテープの再生用にとこのビデオカメラ を中古で買いました。

2.Walkmann Professional WM-D6C
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これも素晴らしい機械だと思います。演奏会の生録とかでずいぶんお世話になりました。ところが昨年、急にカセットのスピードが倍速になってしまいました。もう、カセットテープの時代ではないこともありますが、修理に出すのもその手間と金額を考えると躊躇してしまいます。 SONY にかかわらず、ドイツで何か電機製品を修理に出すのはその手間と時間、そして料金とかなり高いハードルがあります。(-_-;)

3.βマックスビデオデッキ /SL-C7E
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この機械がドイツ市場に出始めた時にはとにかくセンセーショナルな出来事でした。わたしは1983年に購入しています。その時にはもう、VHS 陣営との戦争に入っていましたが、わたしは、この性能と理論、そしてデザインだったら絶対に勝つものと信じて疑いませんでした。結果は、誰もがご存じの通りです。これも、数年後にまず、タイマーボタンが壊れてしまい、録画時間の設定が出来なくなってしまいました。捨てるに捨てきれず、わたしの仕事部屋の片隅に埃をかぶったまま置かれています。これが壊れた頃にはすでにVHS陣営の天下でしたから、1985年にわたしも JVC のステレオビデオデッキ (HR-D370EG)を買い求めました。これは、ほとんど毎日酷使しているにもかかわらず、今日まで約20年間故障無しで動いています。!!!

1.のビデオカメラレコーダーですが、わたしの同僚でその時一緒に購入した者に訊いてみますと、ほとんどわたしと同じ時期に壊れています。ずいぶん前に、 SONY の製品はある一定期間過ぎると故障する、という悪い噂を聞きました。その時には全く信用していませんでしたが、こうして自分の身の回りで起こったことを振り返ってみると、信じたくない話ではありますが、もしかすると本当かな?と思わないでもありません。というわけで、次に買う電機製品は、多分 SONY 以外の選択になるだろうなと思います。 SONY ファンだったわたしにとっても悲しいことです。 

Posted: 2005年01月29日 (土) at 16:04 




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