WireTap Pro はお勧め 


image
しばらく前からWireTap Pro というソフトウェアを使っている。昨夜は「さまよえるオランダ人」の2回目の公演があって、バイエルン4(バイエルン放送局のクラシック音楽専用チャンネル)で実況中継された。わたし自身は舞台に乗っているので留守。これを録音しようと思うとタイマー録音を設定しておかないといけない。 

以前は REVOX のテープデッキ(B77 Mk II)を使って録音していた。しかし、これにはタイマー録音機能がないのでその時間に家にいる誰かに頼んで、時間が来たら録音ボタンを押して貰うしか方法がない。この方法にはいくつかの欠点があって低速(3.75cm/sec.)で廻しても3時間が限度。うまく録音が出来たとしてもそれからCDに焼こうと思うとまずマックに取り込むのにかなりの時間と気の遠くなるような労力が要求される。そして、それだけの苦労に報いるだけの音質が得られない。致命的な欠点は、過去に何度かあったことだが、家人が録音ボタンを押し忘れることである。(-_-;)

何かもっとスマートな方法はないかなと捜していて目に付いたのがこの WireTap pro (19$) だった。簡単に言うと、これはマックで使用するすべての音源を録音してしまうというプログラムである。まだ全部の機能に目を通してみたわけではないが、FM放送をダイレクトにマックに取り込むことが出来て、しかも iCal と連動して留守録音が出来るという点に一番惹かれた。

先回は "Norma" の実況中継(2006年1月21日)を試してみたのだが、この時にも留守録音はきちんと動作した。ただ、この時には保存するファイル形式にまで神経が行き届かず AIFC オーディオファイル形式で録音してしまった。今回はそれにも注意を払って AIFF オーディオファイル形式で保存。この形式だと「ひるの歌謡曲」というソフトを使用して編集することが可能になる。

話が前後してしまったが WireTap Pro には録音したあと編集して曲を切り分けるという機能が無い(みたいだ)。そのために現在は「ひるの歌謡曲」というソフトウェアを併用して、録音したデータをいったん読み込んで編集している。昨夜のような実況中継だとオペラの始まる前のインタビューとか内容紹介、エピソードとかも録音しておいてそれもCDに焼いておきたいから、どうしても編集機能というのは必要になる。もう少しスマートな方法があるかも知れないが、現在のところはこれで満足。お勧めである。(^_^) 

また、すでにこのプログラムを使っていて、もっと便利な使い方をご存じの方がいらっしゃいましたらご教授下さい。 

Posted: 2006年03月03日 (金) at 20:28 




1年前の今日は? 2年前の今日は?