舞台上では何が起こるかわからない 


今夜は"Roberto Devereux" の2回目の公演があったのだが、休憩後のある場面で「あわや」と思う出来事があった。 

そのシーンとは Roberto が拷問されて、衣服をはがされ下着姿になってしまう場面なのだが、拷問をする役のエキストラの若いお兄ちゃん達が張り切りすぎて手が滑ったのか、テノールのパンツまで脱がしてしまいそうになった。拷問されているテノール自身は黒い目隠しをされているので気がつかなかったと思うのだが、側にいたわたしらには3分の1ぐらいまで引き下げられたのが見えた。

幸いなことに、彼はそのパンツの中にもう一枚ピッチリとした下着を着けていたので事なきを得たが、用心に越したことはない。舞台の上では何が起こるか予測がつかないから。

今回は4回の公演があるのだが、それを全て録画しておいて、あとで編集するらしい。Bayerischer Rundfunk と Unitel の共同制作らしいが、きっと製品版のDVD が出た時には今夜のその部分は別の日のものと差し替えられているに違いない。(^_^;) 

Posted: 2005年05月22日 (日) at 23:36 




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