Nationaltheater の一般公開日(2004年10月9日) 


先週の土曜日(2004年10月9日)の午後13時から15時までNationaltheater の一般公開がありました。この企画は今年で3回目だそうで、バレエ、舞台、合唱、コスチューム、オーケストラ、舞台機構、などの各部門を案内付きで見ることが出来るものです。チケットの値段は3ユーロ。この企画の目玉は Technikshow と名付けた舞台機構のデモンストレーションのようでした。
13:00 - 13:30 Technikshow 1
14:30 - 15:00 Theknikshow 2 

オペラ好きな人なら誰でもが、オペラを観ながら「あれはどうやって動かして入るんだろう?」とか「この素早い舞台転換はどんな仕組みになっているのか?」など興味が湧くと思いますが、この日は舞台裏のその種明かしをやって見せたわけです。

次に興味が湧くのはやはり、きらびやかな現実離れしたコスチュームに関してでしょうか。その欲求にも衣装部門を見せることで応えているようです。

土曜日に行われた「蝶々夫人」は普通よりも1時間遅れて開演しましたが、午後に、この企画があったせいだったのです。(^_^;) 下の写真は今朝 (2004年10月11日) 月曜日の新聞 (Sueddeutschezeitung) からのものです。
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それに、昨年から使い始めた練習場の入った新しい建物の見学も、音楽に携わる人ならきっと興味深いはずです。この建物の中は地下3階の構造になっていて、そこにはオーケストラ練習場、合唱練習場、各楽器の練習室が並んでいます。日本のオーケストラが練習場の確保に苦労しているのを知っていますから、それに比較したらここは音楽家にとって非常に恵まれています。
 

Posted: 2004年10月11日 (月) at 10:13 




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