練習室の雨漏り 


合唱団に入って20年を過ぎたが、こんなことは初めての経験。昨日は雨漏りの中の練習だった。(^_^;) 

わたしたちの合唱練習室というのは100人くらい入ってもたっぷりとした余裕のあるかなり大きな部屋である。
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劇場を正面から眺めると8本の太い柱に支えられた緩やかな傾斜の屋根が見える。その屋根の下が階段状の合唱練習室となっている。2年ほど前から新築成った隣の練習場にも合唱練習室が出来たが、そこは小さくて全員での練習にはちょっと無理なので相変わらずこの合唱練習室を使うことが多い。(手持ちの写真がなかったので、左の写真は「服部裕(Hiroshi Hattori)のページ 」さんのミュンヘン便り からお借りしました)

今年のドイツは数十年ぶりに雪の多い冬ということでミュンヘンもその例外ではなかった。屋根に積もった雪の重さというのは想像以上のものがあるらしく1平方メートルあたり100Kg を超えることはザラだそうである。きっと、その雪の重さで屋根の一部分に裂け目が入ったかしたのではないかと思う。数日前から少し暖かくなって(とは言っても、日中の最高気温が5〜8度くらいであるが)屋根に積もった雪が溶け出して、それがその裂け目から下に落ちてきたということらしい。
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昨日の午前の練習時には、ちょうど女声合唱が座っているあたりにポツポツと水滴がしたたり落ちていた。しかし、夕方の練習時には男声合唱が座っている場所に、それもかなり短い間隔で水滴が落ちてきていた。音響を考えて天井は波打つように板を張り付けてあるので下から見ただけでは屋根のどの部分が壊れているのかは分からないから、これはやっかいである。いつピアノの上に水滴が落ちてくるか分からないので練習がないときには写真のような工事現場用ナイロンのカバーが掛けられてあった。(-_-;) 

Posted: 2006年02月16日 (木) at 12:01 




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