【篠の風】Privat 5:アリラン 


5曲目は韓国民謡のアリラン 

どうしても日本人というのは哀調のある曲が感性に合うというか、こういう歌になると何にも打ち合わせなくても、それなりのものが出来上がるということはあります。まあ、アリランというのは誰でもが知っている曲ですから当然といえば当然なのですが。



先日、合唱団の中の韓国人同僚の前でこの歌の最初だけ「ア〜リラン、ア〜リラン、ア〜ラ〜リ〜ヨ〜……」と唱ったらちょっと驚いた顔をしていました。考えてみると日本ほど自国以外の音楽にあからさまな興味を持っている国民は少ないのではないかと思われます。

そもそも、小学校、中学校の音楽の授業の時には、イタリア民謡、アイルランド民謡、アメリカ民謡などいろいろ習いましたから、それが普通だと思って育ったのですね。ドイツにおける学校での音楽の授業というのはそういうものではありません。娘たちに聞いてみると、ドイツの歌以外ではせいぜいがイギリスの歌を習うぐらいだったそうです。 

Posted: 2006年08月15日 (火) at 15:07 




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