3本目の歯を失う 


晴れ / 外気温3度
8時起床。今日は11時から歯医者の予約が入っていたので、ゆっくりの起床。風邪の方もまだ抜けきっていない。まあ、咳が出てるわけではないので、これくらいの風邪の症状なら治療には差し支えないだろうと思う。昨夜は。3本目の歯を失うことになるのか、と思うと感慨深くてなんだか遅くまで寝付かれなかった。 

美容院へ行くというブリギッテを乗せて10時15分に家を出た。途中で彼女を降ろして歯医者へ。この時間帯だと街中も意外と空いていて20分前の10時40分に到着。万歩計を携帯していたので、歯医者の前の運河沿いを、今日もテストに少し早足で20分ほど歩いてみる。105~110歩/ 分 ぐらいの速さ。この速さである程度の時間を歩くとかローリーが減る効果があるそうである。しかしこの速度で1万歩というのは、毎日の生活ではちょっと無理かもしれない。どんな歩き方でも良いからというのなら一日の全歩数が一万歩を超えるのは可能だろう。少しずつテストを繰り返してみよう。

歯医者では最初から歯を一本抜くことがわかっていたのでそんなに気持が高ぶることも不安になることもなかった。麻酔の注射を数度に分けて打ち、それが効いてくるまで診療椅子の上で待っていた一時間ほどが苦痛だった。治療が始まってしまえばなんということもない。抜いた歯を見た医者が「これは解剖学的にちょっと珍しい歯です。普通は根っこが2本なんですけれど3本ありますね」と興味深げに見ていた。そんなことより、わたしにとっては、これで永遠に失われた自分の歯に対する別離の情の方が大きかった。(ちょっと大げさかな)歯そのものは健康な状態だったので悔しい思いはある。

帰宅してから、なんだかドッと疲れが出たようで、そのままベットに潜り込む。歯茎からの出血はすぐに止まったようだし、痛みもなかったので1時間半ほどグッスリと眠り込んだ。今日の夕方からの舞台稽古に出る気持ではいたのだが、この状態ではちょっと無理。歯医者が明日までの病欠証明を書いてくれたのでそれに甘えることに決めた。

夕食はブリギッテが歯に全く負担の掛からない、トマト味の魚のスープ(サフランは入らないがどこかブイヤベース風)を作ってくれたのでそれを食べる。考えてみたら朝10時に朝食をとって以来初めての食事だったのでおいしく感じた。明日になれば歯の方は問題ないだろうと思う。今日も早寝。 

Posted: 2005年01月04日 (火) at 21:35 




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