La Cenerentola の2回目 


晴れ / 外気温11度
7時20分起床。朝起きてみるとそんなに強くはないが、柔らかい光が居間に射し込んでいる。久しぶりに雪の降っていない朝を迎えたような気がする。こんどこそ春が来るか。 

今日は11時半からの音楽稽古だったので朝はゆったりだった。明るい光に惑わされて少し春らしい明るい色のズボンをはいてみたが、外へ出てみると風がかなりあってかなり寒い。そうだった、これでいつも風邪をひくんだったと用心する。 Max-Weber-Platz から劇場まで歩く途中にイザール河に架かる橋があるのだが、その上は特に風が強かった。
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Maximilianstrasse に差し掛かったときにイタリア料理店 ROMA の外に椅子とテーブルが並べられていた。やはり誰もが、長い冬にうんざりして春を待ちわびているのが感じられる。



音楽稽古は「運命の力」だけ。わたしはこの前の演出も参加しているので、すぐに歌詞なども思い出すことができた。きちんと憶えた曲というのはちょっと繰りかえしただけで確かなものとして戻ってくる。この前の演出は、故ゲッツ・フリードリヒで、まだまだ劇場が作品には潤沢な費用をかけていた時代。Kurt Moll Julia Varady、それに男声合唱が絡むシーンは感動的だった。あのシーンは数あるオペラの中でも、もっとも美しい、感動的な音楽のひとつだと思う。今回の演出は例によって(!)David Alden なので、あまり期待はしていない。音楽をぶち壊すような演出さえしてくれなければ、と願うばかり。(^_^;)

今夜は2回目の La Cenerentola 。運良くチケットが2枚手に入ったので、知人に電話して都合を聞いてみたら奥様が具合が悪いので残念ながら今日は来れないとのこと。急遽、わが家に電話をしたらアンナが観たいと言う。ユリアとカローラはすでに友達と約束があるというのでブリギッテの勤め先に電話して、彼女に行って貰うことにした。彼女の勤め先は劇場の斜め向かいなので、こういう時にはとても都合がよい。(^_^)

わたしは途中「納豆」と野菜を買ったりして帰宅。簡単な昼食の後、1時間ほど仮眠を取る。16時半頃に目覚めて家の片づけをしていたらもう出掛ける時間。なんだかとっても短い午後だった。

夜の公演は2回目とあってかソリスト陣もわれわれ合唱も戸惑うこともなく、動きもこなれていてかなり良い出来だったのではないかと思う。客席にいたブリギッテとアンナの話では、かなり小さな子供たちも入っていたそうで、これは話の筋(シンデレラ物語ですから)と金曜日の夜だからだろう。ブリギッテは終演後、どこか店に入って少し飲んで帰りたそうだったがわたしは公演のあとで疲れていたのでそのまま帰宅。明日、土曜日の午前中は練習がないのでちょっぴり週末の気分を味わっている。 

Posted: 2005年03月11日 (金) at 00:23 




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