今日も曇り空曇り /
外気温16度
7時起床。8時に地下の駐車場清掃が始まるので、その前に ROVER をアパート横の路上に駐車する。SMART はユリアが昨夜もう路上に駐車したらしい。Rover には夏用のタイヤを積み込んであるので、盗難を避けるために路上に駐車するのは今朝にした。最近はミュンヘンも盗難が多くて、車内のラジオとか、ナビゲーション器機が被害に遭うことが多くなっているらしい。 今日は10時半からの音楽稽古。ブリギッテはウッカリしていて路面電車に乗る時間を過ぎてしまったので、地下鉄の駅までSMARTで送っていった。(^_^;) 今日も曇り空の一日で、太陽の光が出ることはなかった。
音楽稽古は例によって最初の45分は男声合唱だけの Billy Budd 。数日前から、練習内容が変わって、細かい点の補正は無しに、とにかく最初からずっと通すようになっている。これはオペラの全体像を把握するのにはとても良い方法だと思う。これまでさんざん細部にわたる練習はしてきているので、そろそろ全体を眺めながら、ソリストとの関連など、暗譜するにもこの方法は納得。(^_^) 練習の後半は女声合唱も入って「Otello」(ヴェルディ作曲)の音楽稽古。メータ氏が振るようになってから、それまでカットされていた部分も歌うようになったが、そこの所の暗譜がわたしはやはり不安定。やはり喉に刷り込まれてしまっているからだろうか。(^_^;) 前回の演出の「Otello」はカルロス・クライバーがよく振ったのだが、今日も仲間内で彼がオーケストラ・ピットに入場して指揮台に上がるところから既に「Otello」の雰囲気が出来上がっていたという事が話題になった。目線を下に早足でピットに入ってきて観客に挨拶し、まだ盛大な拍手が最高潮のうちにサッと舞台に振り向き彼が一閃、棒を振り下ろしたときのゾクゾクする高揚感!。クライバー一流のスタンドプレーかもしれないが、彼だから様になったし、彼だから許されたことなのかもしれない。 練習終了後はまっすぐ帰宅。カローラが昨夜から少し風邪気味なのが心配だったが、今日はおとなしくどこへも出掛けずに編み物をしている。彼女もそろそろクリスマス・プレゼントの準備にかかっている様子。(^_^) 今日の昼食も玉うどんを使って「煮込みうどん」風にして食べた。カローラの風邪にも良い選択だったと思う。 路上駐車してあった車をまた、地下の駐車場へ入れる。ユリアが何かと手伝ってくれた。それから夕食の準備。カローラはお肉を食べたいというので、豚肉の生姜焼きを作った。ご飯を炊き、豆腐とタマネギのみそ汁を作る。ブリギッテは少し遅く7時頃の帰宅だったので、それから4人で一緒の夕食。 ブリギッテはやはりぶつけた鼻の骨が心配だったので、今日の昼休み医者に行ってきたらしい。その結果は骨に異常はないらしく、折れているようなことはないとのことで一安心。今夜の公演「魔笛」は2人の病欠が出たが、他の同僚たちが出るということでわたしは非番になった。(^_^) Posted: 2004年11月03日 (水) at 20:37
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