初日幕開け / ロベルト・デヴェロー(Roberto Devereux) 


曇りのち、時々晴れ。外気温、マイナス0.7度
7時起床。今夜はロベルト・デヴェローの新演出初演がある。普通だと、やはり日中落ち着かないのだけれど、今回は、合唱にとってはそれほど難しいオペラではないし、衣装もごく普通のものなので、どことなく気分が楽だった。 

朝は8時半を過ぎると、わたし一人。娘達二人はそれぞれ学校へ。ブリギッテも仕事へと出かけた。娘達は楽しそうに出かけたが、ブリギッテはなんとなく気乗り薄の感じ。月曜日って、そういう日なのかな。

皆が出かけたあとはちょっとした片づけものをしたりして、そのあと、またMacの前。今日は、昨日やりかけていて出来なかった iBlog の設定を続行。今回もまた、詰まらぬわたしのミスで、ソフトの作者である ComCom さんに助けて貰った。10時ぐらいになると、空も少し明るくなってきて、気持ちも軽くなるのがわかる。

お昼ご飯は、カローラと二人だけの食卓。ユリアは学校の授業の関係で、夕方5時以降の帰宅らしい。高学年になると、こういうことが多くなる。献立は、簡単に、松茸炊き込みご飯、豆腐とジャガイモのみそ汁、それに、炒めタマネギ入りオムレツ、佃煮、というもの。松茸の炊き込みご飯の素は日本の知人がお正月に送ってくださったもの。そのままだとちょっと薄味すぎるので、しょうゆと酒を少し足してみた。佃煮もいただき物。

昼食後、あとかたづけを終わって、コーヒー一杯飲んでいると良い具合に眠くなってくる。ここで45分ほど午睡。カローラが眠りから起こしてくれた。

つい先ほど(午前0時半)帰宅しました。今日の初日は大成功の部類に入ると思います。もちろん、ソロの歌い手、中でもエディタ・グルベローバはやはり圧巻でした。スポーツ選手でもそうですが、超一流の人の、あの集中力というのは、恐ろしいまでのものです。初日の客層というのは、ちょっと普通の日の客層とは違っていまして、よく言えば何でも好意的に受け取ってくれます。それでも、昨今のオペラの初日というのは、かなりの「ブー」が出ることが常でした。主としてこれは演出の斬新性が観客の趣向よりかなり先をいっていることによります。ミュンヘンの聴衆は保守的だということで有名なんです。

しかし、今日の初日は殆ど「ブー」が聞かれませんでした。舞台装置がかなりエリザベス朝の時代感覚に沿ったものだったからかもしれません。終演が22時を少し過ぎていましたが、それから、劇場脇に新しくできたレストランでの打ち上げパーティに出ていたので、帰宅が遅くなりました。 

Posted: 2004年01月19日 (月) at 13:34 




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