ハイキングに行ってきた 


快晴 / 外気温 26度
8時15分起床。今日はブリギッテの念願である、わたしと一緒のハイキング。わたしは、何度も書いていると思うが出不精で、出来れば家にジッとして好きなことをしていたい。しかし、わたしを引っ張って一度は山に行くというのは彼女の夏休みには絶対に欠かせないイベントなんだそうである。一人で行ってくればいいのにと言っても受け入れてくれない。(-_-;) というわけで今日は一年に一度のハイキングとなった。救いだったのは、天候が素晴らしく、これ以上のハイキング日和は望めなかったろうということか。 

昨夜からどの山に行くかを、ガイドブックを見て検討していたようだったが、わが家から車で45分くらい走ったところにある Brauneck(1555m)という山に決めたようだ。というのも、わたしがケーブルカーのある山を、と注文したから。しかし、下りは自分の足で降りてこようと彼女が言うので、まあそれは良いかと、受け入れたのだが、これが失敗だった。(-_-;)

10時半に家を出て、ブリギッテのお母さんの所に立ち寄り、ストックを3本借りてくる。スキーのストックと同じようなものですが、これが有ると無いのとでは疲れがずいぶん違います。今日も山の上に行ってみると、ストックを持っていない人の方が圧倒的に少なかった。Brauneck という山は Lenggries という町にあるのですが、そこまで行く途中の景色が抜群に美しかった。街道沿いの家々には色鮮やかな花が飾られていて、途中でぱっと開ける野原は明るい太陽の光に輝き、見ているだけで幸せ一杯になりました。道路沿いに走る川の水の色もエメラルド色。わたしはSMART の幌を開けて,運転しながらでしたが、存分に楽しめました。しかし助手席のブリギッテは彼女の会社からの電話を受けて、仕事の説明にそれどころではないよう。(^_^;)

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ケーブルカーの乗り場に着くと、駐車場はかなり混んでいます。それでも少し並んだだけでケーブルカーに乗って頂上へ上がることが出来ました。けっこう長い間乗っていたような気がします。上に着いてから掲示板を見ると、いろいろなハイキングルートがあるので迷いましたが、とにかく頂上へ行ってみようということで歩き出します。ちょっと歩いただけでもう頂上でしたが、そこからの眺めは最高!。アンナの双眼鏡(Leica 製)を持っていったのでそれを使い、遠くの高い山々、湖などを心ゆくまで眺めました。


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そこから少し足を運ぶと、ハンググライダー(と言うのでしょうか)を楽しんでいる人達がいて、次々に飛び立っていくのを眺めていました。今日は風が殆ど無いので、飛び出すタイミングをつかむのに苦労しているようでしたが、見ていてもちょっと怖いですね。飛び立って空に舞い上がってしまえば気持が良いのだろうけれど、わたしはやりたくありません。(^_^;)

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そこから「パノラマルート」と書かれた標識がある道を歩いていきました。この道は歩きながらパノラマのような風景が見えるということらしいです。そうしているうちに少しお腹が空いてきたので、道の途中にあったヒュッテに入り簡単な昼食をとりました。そこもちょうど昼食時でかなり混んでいて、なかなかありつけませんでしたが、Weissbier は手早く運んできてくれたので、喉を潤すことが出来ました。山の上で飲むビールというのは空気のせいか格別にうまいです。(^_^)

歩くところはほとんど歩き尽くしたという感じで、さて山を下りることにしました。ケーブルカーを利用する人が大半で歩いて降りようとしている人はほとんど居ません。下りだして15分もたたないうちにその理由が分かりました。かなり傾斜が急なのに加えて道が大小の石だらけで、その歩きにくいことといったらありません。気をつけていないとズルズルっと滑りそう。今日はストックを持っていて本当に助かりました。これ無しではとても下りて来れなかったと思います。ふもとが見えてきた頃には膝はガクガク、筋肉はギシギシという感じで、これは明日は医者通いか、と思ったほど。しかし、ふもとに着いて平地を歩き出し、SMARTに戻って登山靴を脱ぎ、サンダルに履き替えた頃には少し楽になっていました。やれやれ。

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道の途中で出会った植物たち。高山植物なのかどうかは解りませんが、疲れた時にふと、眼をを楽しませてくれました。

行く時には、携帯電話のために楽しめなかった美しい風景をブリギッテが見れるかなと思っていたら、彼女も疲れたのか助手席で眠り込んでいました。(-_-;) 帰宅は夕方の5時半。それからお風呂をたてて、筋肉痛に効くとかいう薬剤を入れてゆったりと浸かりました。終わってしまえば、なかなか良い日だったと思います。(^_^) 

Posted: 2004年09月02日 (木) at 22:24 




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