今シリーズ最後の Billy Budd (6回目) 


曇り / 外気温3度
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7時40分起床。ベッドから出てみると、思いがけなく外は一面の新雪。それも結構な量の雪が積もっている。日本でも西日本の方が珍しく雪に見舞われたようだが、昨年から今年に掛けて、世界的な規模で天候の変化が激しいような気がします。

 

今年は、エサをに来る食べに小鳥たちに不安を与えないようにと、庭の生け垣の近くに餌台を設置してあります。
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新雪がそこまでの道をすっかり覆い隠してしまったので、今朝はまず雪掻きから始まりました。テラスにも雪が積もっていて、そこからせいぜい5メートルほどの距離しかないのですが、雪を掻いて通路を造っただけで息が上がってしまい、慣れていないものですから今日は一日中腰のあたりがだるかったです。雪の多い地方の人達の苦労が思いやられます。

今日は10時から11時までファルスタッフ(Falstaff)の音楽稽古。昨夜、日本からおいでになった友人が食料品などを運んでくれたのでそれを受け取りに9時45分にホテルに伺う。すでにロビーで待っていてくれて大きなビニール袋を二つ渡してくれた。冷蔵庫に入れておかなくてはならない食品類なので、劇場の楽屋の冷蔵語に入れておき、練習終了後に家に持ち帰った。重量もかなりあるので、日本から運んでくるのは、さぞかし大変だったろうと思います。これらの材料で明後日はおでんを作ってくれるそうですので本当に楽しみ。(^_^)

11時に音楽稽古が終わって30分の休憩。11時半から13時までは Rigoletto の第二幕のピアノ伴奏による舞台稽古が本舞台であった。 Zubin Mehta 氏も参加していて、盛んに演出家と意見を取り交わしていた。彼の目的とする演奏に差し障りになる部分などをこの段階で調整するのだろう。

帰途は背中のリュックザックの他に両手にビニール袋を持っていたので、歩くのは諦めて劇場の前からすぐに路面電車を利用した。帰宅してブリギッテの作っていったヌードル料理をオーブンに入れて暖める。マカロニを茹でてトマトソースを掛け回してその上にチーズをふりかけたものなのだが、凄くおいしかった。(^_^) それを食べたあと1時間ほど午睡を取る。

夜はこのシリーズ最後で6回目の Billy Budd 。6回もやるとさすがに慣れて来ていて、演奏面でも演技面でも確実になるのは確かだが、その反面ちょっとルーティン化してくるのも避けられない。この辺でひとまず脇へ置いておいて時間をおくのは悪くないことだと思う。次に Billy Budd の上演があるのは多分7月になる。

帰宅は23時過ぎ。友人が日本から買って持ってきてくれたレンコンの揚げ物を肴に Weissbier を飲む。電子レンジで1分ほど温めてしょう油を掛けると、これはおいしくてビールにもよく合います。折から歯を磨き終わってベッドに入ろうとしていたブリギッテも一口二口食べてまた歯を磨き直していました。(^_^) 

Posted: 2005年02月01日 (火) at 00:50 




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