久しぶりの再会曇り /
外気温5度
7時10分起床。今朝はこの夏にわが家に来てくれた日本からの知人が、再び2番泊まりの予定で来てくれることになっていた。寒い中を8時少し前に到着される。出勤間際のブリギッテと慌ただしく挨拶を交わして再会を喜ぶ。
知人は11月25日にドイツに到着されてから、フランクフルト、シュツットガルトのオペラ劇場を見て回って、ミュンヘンは12月1日の「エレクトラ」2日の「ヘンゼルトグレーテル」を観られた。そして日曜日の「ルチア」を観られる。フランクフルトでは「魔笛」を,シュツットガルトでは「ジークフリート」、「ラ・ボエーム」を聴かれたそうだが、ミュンヘンの「エレクトラ」を観て、ミュンヘンオペラの充実さを実感なされた様子。
今回もたくさんの食料品を持ってきて頂いて大感激。今回わが家に2番泊まりの予定を立ててくれたのは、その期間、われわれに日本料理を食べさせてくれる計画のためだったらしい。この夏にもわが家で料理を作って頂いたが、それはそれは素晴らしいもの。今日はわたしも仕事で留守なので、わたしとカローラのお昼ご飯を作って頂いた。勝手知ったるわが家の台所なので、すっかりお任せしてわたしは劇場へ。 今日は Billy Budd の第二幕、水夫達が踊り楽しむ場面の振り付けだった。音楽に合わせてバレエの振り付け師が来て、宝塚歌劇団のレビューのような感じである。と較べるのは大変失礼かな。(^_^;) こちらは男ばっかりで、加えて身長も揃っていなければ、痩せたのも、樽のように太った者もいて、踊りは素人ときている。これこそ巧まずして「野猿のダンス」になった。(^_^;) まあ、水夫のダンスからそれで良いのかもしれない。しかし、歌いながらのダンスというのはこれでなかなか難しいものです。 今日はまさに「肉体労働」だったので、帰宅して食卓を見た時には驚くやら嬉しいやら。写真を見れば説明は要らないと思いますが、全てに薄味の上品な味付けで統一された料理は見ていても楽しいものがある。「大根の炊いたもの」と「白あえ」がメインのようだったが、久しぶりに食べる「おから」「きんぴらゴボウ」も感激ものだった。カローラも「白あえ」はおいしかったらしい。 食事のあとはやはり眠くなり、失礼して1時間ほど午睡をさせて頂いた。その間、彼女も自室に引き取って休まれた様子。娘達は、金曜日の夜とて、それぞれにたのしい予定があり今夜は留守の様子。ブリギッテは珍しく早く帰宅して、すぐに夕方の買い物に出掛けた。わたしは今夜は3回目の「マノン・レスコー」があって留守になる。日本語の話せないブリギッテとドイツ語の話せない知人と2人の会話がどういうものになるのか、ちょっと心配だったが、これまでの経験ではそれでもそれなりの意思疎通が出来ているようなので、今回も大丈夫だろう。 今夜の「マノン・レスコー」は新しい指揮者 (Vjekoslav Sutej) だったが、キビキビとしたテンポで好感の持てるものだったし、われわれ合唱への小さなキューも的確に出してくれたのでわたしは歌いやすかった。テノールの Antonello Palombi も回を重ねる毎に声に自由度が出始めていて、今夜は弱音の部分でハッと感心するような部分が何度か見られた。カーテンコールではこのオペラには珍しく「ブラボー」が掛かったので観客もそれを感じたのだろうか。 帰宅してみると、食卓の上にはブリギッテと知人とで焼いたクリスマス・クッキーと、独和、英和の会話集が載っていた。それなりにやはり医師の疎通意思の疎通は大変だったらしい。わたしは、作って頂いた「いなり寿司」をビールを飲みながら食べて満足。11時半のお開きとなった。 Posted: 2004年12月03日 (金) at 23:57
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