"Der lustige Krieg" の本番 


晴れ/外気温、プラス4度
久しぶりに朝の外気温がプラスに変わった。考えてみればもう、3月なのだからこれが当然なのだが「長い冬が終わったかな?」と感じられるのはやはり嬉しい。9時半頃からわたしと娘3人での朝食。やはり、ブリギッテがいないとポカッと穴が空いたようで、食卓の雰囲気が寂しい。家庭における主婦の存在感という物はたいしたものだな、と感心した。わたしが数日居なくても決してそうはならないと思う。(-_-;) 

アンナは午前中にゲルトナープラッツ劇場での (Am Gärtnerplatztheater)オペラに関する講演(題目:ロッシーニはワーグナーの師匠?)を聴きに、ユリアはこれも午前中に出張家庭教師のアルバイトがあるとかで、9時には起こして欲しいと頼まれていた。ブリギッテのいる普通の週末には10時頃までゆっくり寝ているのに、わたし一人の時に限ってこういう状況になるというのは、偶然には違いないけれど、なんとも面白い。まあ、わたしは朝寝はあまり得意な方ではないので、それでも構わないのだけれど。(^_^;)

アンナとユリアが出ていったあと、今夜の公演の楽譜--特に歌詞--をもう一度さらってみる。楽譜というのは、見る毎に新しい発見があって、コツコツとした毎日の積み重ねというのは大事だなと思う。12時半頃ユリアが帰宅。出張家庭教師は我が家からそんなに遠いところではなかったし、今日は日曜日で交通量も少ないということで、一人でSMARTに乗っていくことを許した。とにかく今は、車を運転したくて仕方がないようで、帰宅してからも嬉しそうだった。お昼ご飯はユリアが簡単に麺類を作るらしい。

昼食の後、ユリアの運転練習にまた付き合う。今日も後部座席にはカローラが座っている。ミュンヘン市の南の郊外に出て、曲がりくねった坂道を走らせた。カーブの多い坂道はさすがにユリアも緊張したらしく「目が回りそう」と言うので「運転していた人が目が回って気持ちが悪くなったというのは聞いたことがない」と励ました。帰宅したあと、疲れたのか、彼女はすぐに自室に入って昼寝をしていた様子。


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カローラは帰宅後、ケーキを焼き始めた。今日はプディングを挟んだケーキで、仕事に行く前に二切れほど食べたが、なかなかおいしい。夕食はまたまたユリアが作るそうで、今日はわたしが台所に立つ出番は無し。コンサートの仕事が入っている今日はとても嬉しい。(^_^)


"Der lustige Krieg" の本番は傷もなく無事に終わった。客席の入りは70〜80%の入り、というところ。アンナも客席で聴いていて、結構楽しんだようだった。3人の舞台俳優の演じる劇が盛んな拍手を取っていた。22時40分の帰宅。ユリアがブリギッテの代わりを務めて、夕食に鴨/赤キャベツを煮たもの/揚げじゃがいも(すべて出来合のものでちょっと手を加えればよいものだったが、)を作って待っていてくれた。 

Posted: 2004年03月07日 (日) at 23:44 




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