さわやかな五月の陽気 


快晴 / 外気温24度
7時20分起床。昨日は晴れてはいても気温が上がらなかったが、今日はお昼頃から気温がグングン上昇。やっと初夏らしいお天気になった。(^_^) 午前中の舞台稽古は出なくても良くなったのでのんびりとした日中を過ごすことが出来た。 

ブリギッテを見送ったあと、例によってメールチェックとBlogの巡回。今日は10時から練習するぞ、と決めていたのだが、ダラダラとマックにかじりついていて、結局11時頃からの練習開始となった。始めてしまえばどうということはないのだが、わたしは始まるまでが自分でも嫌になるほどグズグズとしてしまう。わたしの父がそんなことを言っていたのをいつも思い出す。遺伝かもしれない。(^_^;)

今日は夕方5時の練習に出掛けるまでは一人だし、自分だけのために昼食を作るのも面倒。そこで、しばらく訪れていなかった近くのギリシャ料理店へでも行こうかと、12時半頃に家を出た。路面電車だと一駅、歩いて10分ほどの距離なので、散歩を兼ねて歩くことにする。車の走る道路と並行して森の中を歩ける道があるのでそこを歩いた。やはりアスファルトとは違った柔らかな感触の道というのは足に優しい。

レストランに着いてみると入り口に「ギロスをギリシャ風のパンに包んだ物の持ち帰り 3.1ユーロ」という看板が出ていて、ケチなわたしの琴線に触れた。(^_^;) 天気も良いことだし、うす暗いレストランの中に座って食べるよりは家に持ち帰ってテラスで食べた方が気持ち良さそうと思ってこれを頼んだ。家に持ち帰り、太陽のサンサンと降りそそぐテラスで Weissbier を飲みながらの昼食は快適そのものだった。

しかし、昼に飲むビールというのはけっこう回りが早い。1時半頃から3時までグッスリと昼寝をする。起きてからコーヒーを煎れて飲み、4時少し前に家を出て劇場へ。わたしにとっては今日が "La Forza del Destino"(運命の力)の舞台稽古の最初。まだ始まったばかりなのでなんとも言えない。どんな物が出来上がるかわたしも楽しみではある。20時少し前に終了して帰宅の途につく。

劇場を出てからすぐに電車には乗らずに少し歩いてみた。夕方になっても気温が下がることなく気持ちの良い天気なので、レストランのほとんどは歩道にテーブルを並べていて、今日の風景を見るとまるでイタリア。こういう日がこれからも続いてくれると嬉しいのだけれど。

Wettersteinplatz から電車に乗ったら、ブリギッテが乗っているのに気がついた。本を熱心に読んでいる彼女の側に行って驚かした。以前、同じようなことをされているので今日はそのお返し。周りの乗客には笑われてしまった。(^_^;) 彼女は今日、とても忙しくて昼休みに外へ出掛けることも出来なかったらしい。娘たちも居ないことだし、何処かへ食べに行こうかと話してみたが、疲れているのでやはり家で簡単な物を作って食べようということになった。

簡単な物というとやはり麺類になる。わたしが台所に立ち、ビールを飲みながら「Spagetti aioli」(茹でたスパゲッティをニンニク、赤唐辛子を入れたオリーブオイルで炒めたもの)を作る。乾燥した赤唐辛子の種を抜いて使うのだが、今日は2本使ったらちょっと辛みが効き過ぎた。(-_-;) 

そんなところへ、カローラから電話が入り、今夜遅くオーケストラの合宿から帰宅するとのこと。夫婦2人だけの静かな毎日が今日で終わると思うと残念なような、しかし、娘が帰ってくるのは嬉しいような、妙な気持である。 

Posted: 2005年05月20日 (金) at 22:55 




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