明け方の夢見のせいか、疲労感に包まれた一日 


晴れ / 外気温26度
7時半起床。明け方にちょっと不思議な夢を見た。もう5〜6年前に癌で死んだ同僚の女性と駅のプラットホーム入り口で出会った。握手をしてにこやかに挨拶を交わすと、彼女が一緒に汽車に乗ろうとわたしに言う。別に付き合っていたということではないが、感じの良い女性だったことは確か。ここで目が覚めた。たった今、見た夢だったので「君は確か死んだはずだけれど」と夢の中で考えていた自分を憶えていた。握手をした時の彼女の手の、湿った暖かさまで感覚が残っていた。あのまま彼女と一緒に汽車に乗ったら別の世界に行っていたのだろうか、と思うとなんだか妙な気がした。 

そんな夢見があったせいか、たいして身体を動かしたわけでもないのに一日中なんとなく疲れた感じがつきまとっていた。ブリギッテと一緒の朝食をとり、彼女は少し遅めの出勤。月曜日の出勤はいつもより30分ほど遅くて良いらしい。10時頃に娘たちが起きてくるまで、昨日見つけた iBlog のエントリ4個の修正に取りかかった。この辺の顛末は今日の別エントリ に書きました。

娘たちは起きてきてそれぞれに朝食をとったあと、2人でまた、フィットネス・センターへ。今日は気温もそれほど上がらず、窓を開けておくととても気持ちの良い風が入ってくる。4個のエントリ修正を終わってから、これからのアップグレード作業の段取りを考える。テンプレート類もずいぶん変わっているようなので、ちょっと腰が引けている。

なんだかあっというまに夕方になってしまった感じでいたら、ブリギッテが帰宅。彼女も今日は、職場でかなりストレスが溜まる仕事をしたようで、ちょっと疲れ気味。夕食はわたしが作ることにした。

まずご飯を炊いて、冷凍庫の中を探してみると、バーベキュウ用に、すでに味が付いている豚肉があったので、それをフライパンで焼くことにする。つけ合わせはシャンピニオンと細いネギを軽く炒めて、塩・コショウしたもの。

それだけだとちょっと寂しいかなと、いただき物の「海鮮サラダ」を加えた。これは数種類の海草が乾燥されて袋に入っているもので、水に5〜10分ほど浸して戻すだけ。ドレッシングはしょう油、酢、それにキューピーマヨネーズをほんの少々混ぜたもの。食べてみたら、昔懐かしい「ところてん」の味がしたので思わず嬉しくなった。

わたしの子供の頃には5円くらいで「ところてん」が食べられた。木で出来た長方形の水鉄砲のようなものに、ところてんをするりと入れて、棒でそれを押し出すようにすると細い紐状になってそれが出てくる。それにつゆをかけてすするようにして食べたものだ。つゆの入った瓶の口にはどういうわけか、きまって杉の葉が差し込んであって、ツユがいっぺんにドッと出ないようにしてあったのだが、子供心にもどことなく風情を感じた。夏の風物詩である。

カローラは明日から2週間の演奏旅行に出掛けるのだが、最後の夜を友達と楽しむために夕食の後でかけていった。ユリアも親友の所へ行くらしく、夜10時を過ぎるとブリギッテとわたしだけになってしまった。あと数年後には確実にこの様な状況になる。オリンピックをチョコチョコと見ていたが、あまり気分が集中できない。今日はそろそろ寝ようかと思う。
 

Posted: 2004年08月23日 (月) at 23:12 




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