カローラ、スペインから帰宅 


快晴/外気温プラス3度〜23度
今朝は7時までグッスリと眠った。ブリギッテがかけておいた目覚ましの音さえ聞こえなかったのだから、よほど眠りが深かったのだろう。おかげでスッキリ。今日も良い天気の一日になりそうだし、仕事の方も午前中の舞台稽古だけで夜の公演はバレエなのでゆったり。 

今日の夕方にはCarolaがスペインから帰ってくる。2日ほど前にブリギッテがしみじみと言っていた。「アンナがバイロイトへいって、3人の娘が二人になったときにも感じたけど、子供が一人減るって身体的も精神的にもずっと楽になる感じがするものね。この2週間はユリア一人だったから天国のようなものだったわ。」わたしもそれは内心感じていて、どこか後ろめたい思いのすることだった。それも今日で終わるが、夫婦二人だけになってしまう日は確実に遠からず来る。今のわたしはそれを待ち望んでいる気持の方が強いが、いざ、そうなったらやはり寂しいのかもしれない。

ユリアはつかの間の「一人っ子」を満喫したようだ。彼女の仲間には一人っ子が多くて、いつも羨ましがっていたからきっとこの2週間は満足だったことだろう。夕方、空港へはユリアの運転で迎えに行くことにした。彼女も早く Autobahn (高速道路)に慣れないといけないから、練習にはちょうど良い機会だ。空港までは約30Kmの距離。助手席に乗るわたしには少し怖いが(^_^;)、誰かがやってやらなくてはならない。

「パルジファル」の舞台稽古は特別な問題もなく終わる。今日はセータ姿の上にごく薄いジャンパーを引っかけていっただけだったが、それが正解。それでも暑いくらいだった。帰宅後、食事をしたあと、ユリアの運転で週末の食料品を買い出しに出掛ける。これもユリアの運転技術向上のため。SMARTをオープンカーにして走ったが気温は23度で暑くなく寒くなく、とても気持がよい。帰宅後少し横になる。ユリアは友達とビーチバレーボールをして遊ぶのだとかでまた出掛けていった。あの年頃というのは本当に疲れを知らない。まあ、明日から「復活祭休暇」が始まるから精神的にものびのび出来るのだろう。

19時に空港に到着するカローラを迎えにユリアの運転で18時過ぎに出発。今日は週末の始まりだし、明日から「復活祭休暇」が始まり外国旅行をする人も多いと思われる。空港までのAutobahn (高速道路)も渋滞を覚悟していったが、それほどでもなくすんなりと到着してしまった。出てきたカローラは元気そう。空港下欄帰宅途中でもスペインの様子を説明してくれた。家ではブリギッテがラザーニャを作って待っていてくれて、久しぶりに4人での夕食。食事のあと、買ってきたお土産の開陳。こんなところはやはり女の子だと思ってしまう。

ユリアも、ブリギッテも今日は疲れているので、カローラの詳しい土産話は明日からにして貰って、それぞれに23時前に就寝。 

Posted: 2004年04月02日 (金) at 22:46 




1年前の今日は? 2年前の今日は?