映画 " Shall we dance " を観た小雨 /
外気温3度
7時半起床。わたしは今日と明日の2連休。(^_^) ブリギッテも今日は12時からの出勤とかでゆっくりとした午前中だった。彼女は今、お祖父さんの残した手紙を整理する作業に取りかかっていて、暇を見てはスキャンしている。彼女のお祖父さんは第二次大戦後、長いこと(1945 - 1955) ソ連の捕虜となっていて殆ど最後の組で復員してきたのだが、捕虜になっていた期間の書簡集らしい。 10時頃、定年退職した同僚が訪問。カローラの部屋の暖房スチームにサビが出かかっているので、それを見て貰うため。
サビが出たまま放っておいて穴が開くようになった場合には、その部分を取り替えなくてはならず、そうなっては大事(おおごと)。彼の見たところはそんなにひどくなっていないので、近いうちに塗装に来てくれることになった。 今日の昼食はカローラの希望でわたしがスパゲッティを料理。いつものボロネーゼだが、今朝方、巡回していたBlogで Elan さんの「スパゲッティ・カルボナーラ 」がおいしそうだったのでいつか作ってみよう。 昼食の後、ソファの上で本を読んでいたら、気持ちの良い眠りに落ち込んでグッスリと寝入ってしまった。娘達が出掛けたのも知らなかったが、やはり休日だと心身が解放されるのでうたた寝も気持がよい。 ブリギッテは少し遅くなって帰宅。簡単な夕食をとったあとで2人で8時半開演の映画へ。月曜日と火曜日はミュンヘン市内の映画館は「映画の日」(Kino Tag) ということで普通の日の料金よりも安い。少しでもお客に来て貰おうということだろうが、それでも館内はガラガラだった。 観た映画は、ミュンヘンでは先週の木曜日封切りの " Shall we dance " (Darf ich bitten ?) だったが、最初から最後まで日本版とまったく同じ内容。とにかく恥ずかしくなるくらい、キッチュ (Kitsch) だった。(^_^;) 役所広司が演じた日本版はそれなりに素直に見れたのだが、これは社交ダンスが日本人の習慣には無かったものだから、あくまでも物語の世界ということで受けれられたからだろう。反対に、西欧ではパーティなども多いし、社交ダンスというのがかなり日常の生活に密着している。だから、余計にこの映画の筋書きが浮き上がってしまったような気がする。わたしは日本版の方に軍配を揚げる。それにつけても、Richard Gere というのは良い俳優だ。23時帰宅。 Posted: 2004年11月08日 (月) at 23:41
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