「おでんパーティ」雪、時々曇り
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外気温2度
7時40分起床。今日も一日雪が降ったり止んだりの天気だった。ただ、気温がそれほど低くないので車道と歩道のとの境とか、人の良く足を踏み入れるスーパーマーケットの入り口などは雪がグチャグチャになってしまっていて、ウッカリすると靴がくるぶしまでも泥水の中に潜り込んでしまうので気をつけないといけなかった。今日のハイライトは夕方から始まった「おでんパーティ」。 今日はわたしの休日。7時40分にわたしが起きてきた頃には、友人はもう台所に立って今夜のパーティの準備に余念がない。ブリギッテと娘たちが出掛けたあと、彼女と音楽の話になり、彼女もわたしのBlogを読んでいてくれていたので話題が指揮者のカルロス・クライバーのことになった。それでは一緒に彼の
DVD
を観ましょうということになり、アムステルダム・コンセルトヘボーとのベートーベン第4番をセットする。彼女も彼の指揮姿の優雅さに感心されていたようだ。そのあと続いて「薔薇の騎士」1幕、そして「こうもり」のビデオをかける。この全部がクライバーの指揮したもの。
途中でわたしは、娘たちの必要とする医薬品を買うために外出しなくてはいけなかったので、申し訳なかったけれど彼女を一人にして家を出る。まず、家庭医のところで処方箋を貰わなくてはならないので、二駅分を早足で歩く。歩道に積もった雪はだいぶ雪掻きがなされてはいたが所々とけ始めて柔らかくなっている部分があって、かなり歩きにくかった。往復40分くらい歩いて帰宅。普段よりは疲れたが、やはり歩いたあとは爽快感がある。(^_^) 午後になってカローラが帰宅。彼女は今夜 Musikschule の演奏会で留守になるのでお昼におでんを食べさせて貰った。中には彼女が全然食べたことがないものもあったりでおっかなびっくり食べていたようだが、おおむね気に入ったようだ。そのあとケーキとキシュを焼かなくてはならないということで、彼女の買い物にスーパーマーケットまで付き合う。午後は友人も小休止で自室に引き上げたのでわたしも一時間ほど仮眠を取る。 夕方5時頃から本格的な準備に取りかかって時間通りに整った。まずは、これもわざわざ日本から保ってきていただいた「お香」を少し前に焚きしめて準備万端。夕方、7時半頃にまずわたしの若い同僚であるアルゼンチンのテノール、続いて隣人の医者夫婦が訪れて「おでんパーティ」が始まった。 彼たちがまず驚いたのは日本風に美しくセットされたテーブルの全景。そして、まだ見たこともない料理の数々だった。食べ始めてからは、しょっちゅう「これはなに?」という質問が飛び出して、答える方としてはなかなか大変だったが、これらを作ってくれた友人は彼たちの旺盛な食欲に驚き、感激していた。やはり精魂込めて作り上げた料理が外国人に喜んでもらえるというのは作った者のみが感じる醍醐味だろうと思う。隣人の医者が雰囲気作りの牽引車となって、場を賑わしてくれたのでとても和やかな楽しい夕べになった。そうするうちにカローラとユリアも帰宅。彼女たちもその場の楽しい雰囲気とおいしそうなテーブルに誘われて席を共にした。それぞれに明日はまた普通に仕事があるので、成功裡のうちに23時少し前に散会。 わたしは今週の土曜日から2,3日間一人暮らしとなるので、その時には今日の余り物を温めて食べようかという皮算用をしていたのだが、思いがけなくたくさん食べてくれたのでその計画は少し軌道修正せざるを得なくなった。嬉しい誤算である。(^_^) Posted: 2005年02月03日 (木) at 00:46
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