「日本の味」オンパレード 


晴れときどき曇り/外気温25度
7時起床。今日はどうやら昨日ほどの上天気にはなりそうもない。昨夜わが家に泊まってくれた知人が家族のためにお弁当を作ってくれた。これが並のものではなく、太巻きやらゴマ豆腐白玉と手作りの寒天に蜜を掛けたもの、最良の昆布と湯葉を使ったお吸い物、etc.とまことに本格的。普段、わたしのいい加減な日本風料理しか食べたことのないわが家の家族には、どれもが目新しく、食べたことがないものばかり。昨夜、わたしがサッカーのテレビ観戦にうつつを抜かしている間に下ごしらえをしてしまって、今朝はなんと5時起きで作ってくれたものである。(-_-;) 

朝起きてきたわたしは、その出来映えの見事さにまず驚いたが、残念ながら朝はあまり食欲がない。娘たちはそれぞれにタッパーウェアに太巻きとゴマ豆腐を詰めて貰って嬉しそうに学校へ出掛けた。わたしは一つ、二つ、摘んだだけで9時過ぎに知人と一緒に家を出る。

今日は Zubin Mehta 氏の指揮でソリストも入って「オテロ」のオーケストラ通し稽古。これは新しくできた劇場裏の建物の中にあるオーケストラ練習場で行った。このホールの名前は Bruno Walher Saal (ブルーノ・ワルターホール) と名付けられている。彼も一時期ミュンヘンのGMD(General Musik Direktor)であったことがあるからだろう。こうして自分たちの専用の練習ホールがあるということは日本のオーケストラの人達が聞いたらきっと羨ましがるだろうと思う。

いつものように Zubin Mehta 氏は合唱の部分だけを先にやって、われわれを解放してくれた。30分ほどの休憩を入れてから今度はマスペロ氏による合唱だけの音楽稽古。1時間タップリと細かいところまで指示が飛んで、中身の濃い練習だった。12時半に終わってみると、けっこう疲れているのが分かる。

どこへも立ち寄らずに今日はおとなしく帰宅。カローラはいつものように13時20分に、ユリアは16時過ぎに帰宅したが、どちらの話も今日のお弁当で持ちきり。わたしが思っていたとおり、太巻きは仲の良い友達にも分けてあげたらしく好評だったそうだ。しかし、ゴマ豆腐のほうは始めて見た友達が初めてなので、おそるおそる食べては見たが、あまり気に入ってはくれなかったらしい。

そんなわけでお腹の空いていたカローラもユリアもタッパーウェアの中に入っていた残りの太巻き寿司をパクパク食べていた。わたしも一緒になって食べたが、時間がたって味が落ち着いてきたのか、わたしの身体の調子が良くなってきたのか、朝とは比べものにならないくらいおいしく感じた。(^_^)

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そのあとはボチボチとPowerBookG4の設定作業を進める。使い慣れていて身体の一部のようになっている、ユーティリティ(FruitMenue,WindowShade X,など) や、日本語変換プログラムなどをインストールし、 PowerMac G4 (1.25GHz)のほうから初期設定書類をコピーしたりしていると時間のたつのがあっという間。

夕方になってブリギッテが帰宅。開口一番、「白玉と寒天のあんみつ掛け」のおいしかったことを話してくれる。やはり女性の好みというのは洋の東西を問わないみたい。そのあと、ほんのちょっと手入れを怠ってただけなのに、庭の木々がグングン伸びてちょっと見苦しいので、ブリギッテは庭仕事を始めた。

夕食は、カローラの誕生パーティの残り物もあるので、それらを食べることにした。残り物って、けっこうおいしいです。食後に頭髪を切って貰ってスッキリ。今夜は少し早く寝ようと思っている。 

Posted: 2004年07月05日 (月) at 23:23 




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