友あり、遠方より来たる。(^_^) 


7時過ぎに起床。/外気温マイナス１度。
雪は降っているけれども、それほど気温が下がっているわけではない。
起きてカーテンを開けると、昨夜一晩でかなり雪が積もっている。その雪もまだ降り止まず、本当にシンシンという感じで降っている。思わず写真を撮ってしまった。なんだか今年は雪の日が多いような気がする。 

ユリアは、昨夜のパーティから帰宅したのが午前3時を過ぎていたようで、ゆっくり眠っていたいだろうと、ブリギッテ、カローラ、わたしの3人で朝食。いつもの日曜日ならもっと朝寝するのだが、カローラが今日は「コンクール入賞者コンサート」に出るので日曜日にしては、早起き。ミュンヘンから南に30Kmほど行ったところにある町 Wolfratshausen というところでのコンサートらしい。あいにくの雪で心配だったが、ブリギッテとカローラの乗る車を送り出した。まあ、主要道路の除雪はきちんと出来ているので大丈夫だろう。わたしは夜、仕事があるので、自宅に残った。

ユリアは11時頃に起きてきて、一人で朝食をとる。昨日、友達から送られたバースデー・プレゼントの数々を嬉しそうに説明してくれた。まるで、小さな子供が貰うような、かわいらしい小物もあれば、友達数人でお金を出し合ってプレゼントしてくれた鎖の腕輪などがあって、この辺が18歳という年齢を象徴しているような気がした。

午後２時頃に、ブリギッテとカローラが無事に帰宅。今日の演奏は自分でも満足できるものだったらしくカローラの機嫌も上々。ブリギッテはやはり疲れたのか、居間のソファーの上で仮眠を始めた。

わたしは今日は日本からオペラを聴きに訪れた男性に、17時に会う約束をしていたので、16時15分に家を出る。最近は、インターネットの形態が変わってきているので、昔ほどの盛り上がりはないけれどニフティに「クラシック音楽フォーラム」というのがある。オペラを好きな人たちが自分の観てきたオペラの感想とかをアップして、情報を交換したりする場である。そのネット上でお知り合いになった方。彼とは一昨日の「ロベルト・デヴェロー」が終わったあと、楽屋口でチラッとご挨拶しただけで、今夜が実質的な初対面。

18時30分までオペラのこと、日本のことなど、面白い話をたくさんしてくださった。彼は、今日の「椿姫」の切符が取れなかったとかで、今夜は、ミュンヘンにもう一つある小さなオペラ劇場の「こうもり」(ヨハン・シュトラウス作曲)を見に行くとか。仙台に住む彼の話では、冬季の安い航空券が取れれば、東京に出て高い外来オペラの切符を買うよりも、ヨーロッパやアメリカに飛んで、そこでオペラを観た方が安く上がることがあるそうです。(^_^)

お別れしたあと、わたしは「椿姫」。今日は Zubin Mehta 氏が棒を振って、テンポをかなりあおる部分もあり、先回のときよりはオペラ全体が生き生きとしていました。ソプラノの Anna Netrebko も今日の方が良かったと思います。このオペラの合唱の出番は、一番最初の場面と真ん中辺と2回あるのですが、その間の時間(1時間40分ほど)を利用して、昨年末に定年退職した仲間の送別会がありました。そこで食べてお腹がふくれたのか、終わって帰宅する路面電車の中で、滅多にないことですが、久しぶりに眠り込んでしまいました。寝過ごさなくて良かった。(^_^;) 

Posted: 2004年01月25日 (日) at 23:34 




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