晴天の休日は音楽三昧 


快晴 / 外気温20度
8時10分起床。
image
カローラは昨夜、友達の誕生パーティに参加したので、帰宅は午前3時頃だったそうだ。10時頃からの朝食には彼女を起こさなかった。 今日は、朝から素晴らしい快晴の秋日和。小鳥の籠は今日もベランダに吊した。わたしはそれなのに歯痛で痛み止めの錠剤を飲む始末。歯痛というのは辛いものです。

 

ブリギッテは彼女のお母さんを誘って週末の買い物に出掛ける。彼女のお母さんにとっても、娘との外出は楽しいものらしい。歳をとると、どうしても出不精になるから、それも良いこと。ユリアはわれわれと一緒の朝食のあとフィットネスセンターへ。カローラも少し遅く起きてきて、一人で朝食をとったあと、友達と街へ出かけていった。素晴らしい天気の今日だが、歯の痛みもあるので、外出する気にはなれない。

一人になったのを良いことに、昨日に引き続いてレコードを聴き始めた。今日は、ホセ・カレーラスの「トスティ歌曲集」。ホセ・カレーラスはディ・ステファノの様式(彼にそんなものは無い、なんて声が聞こえてきそうだが)に似た部分を感じるので、わたしの好きなテノールの一人。トスティはこれまたわたしの好きな作曲家で学生時代にずいぶん勉強した。ということで、今日はとても楽しい時間を過ごすことが出来た。聴いているうちに、欲を言えば、もう少し暖かみのある、しかし芯のあるふっくらした音で聴きたいなぁ、というオーディオ的欲求を感じて「これはいかん」と、これを聴いただけで切り上げた。自分の気に入ったオーディオ機器を揃えようと思うと、マックどころの出費では済まなくなります。(-_-;)

ブリギッテが買い物から帰宅するのを待って、一緒に昼食をとる。彼女とユリアは例によってダイエット食品。これが見ているとなかなかおいしそう。わたしは、冷凍してあった、鶏肉のベーコン炒め、ザウワー・クラウト、マッシュドポテトを解凍して食べる。右側の上下の歯は痛むので、左側だけを使って噛むというなんとも情けない状況だったが、それなりにおいしかった。そのあとは陽光の溢れるテラスに椅子を持ち出してヨーグルトを食べながら、雑誌を拾い読み。横ではブリギッテも新聞を読んでいる。これが3時頃で気温も20度をちょっと超えたあたりまで上がった。

夕方からは夫婦2人だけになったので、わたしは雑誌 Stereo Sound に連載されている村上春樹氏のエッセイ「音楽のある場所」を読みながら音楽を聴く。No.149 号の「スタン・ゲッツの闇の時代」1953-54 と No.151号の「ゼルキンとルービンシュタイン 2人のピアニスト」を読んだが、こういう良質のエッセイを読むとこの演奏家達の CD なり LP を捜して聴いてみたくなる。この3人ともわたしはあまり持っていない。近いうちに捜してみようかな。

夕食はブリギッテがロールキャベツを作った。これは彼女の定番料理のひとつで、キャベツの葉が少し固かったけれど、味はなかなかのもの。明日もかなりの確率で晴天になるそうなので、ブリギッテはまた山歩きを計画している。わたしも最近は運動不足なので、まあ、付き合っても良いかな。 

Posted: 2004年10月23日 (土) at 20:19 




1年前の今日は? 2年前の今日は?