休暇3日目 3/7---ブダペスト1日目 


真夜中に出発するバスに乗って一路ブダペストまで。この日は午後から街の中に出て、中心部を歩きました。 

3月11日
バスが出発する場所へは45分前に着いてしまった。それからバスに乗れるまでに30分程寒空の下で待たなくてはならず、さすがに寒かった。
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約60名が乗れるバスだったが、昨夜一緒に出発したのは16名だったので、バスの中もゆったり。私はすぐに寝入ってしまった。運転手は途中で45分の休憩をとらなくてはならないことになっているようで、5時頃にオーストリアのどこかで止まった。そのあと、もう一度休憩があってブダペストのホテルに着いたのは11時だった。

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ホテルは全く問題なし。お腹がすいていたので、 昼食はホテルの近くにあるレストランに入る。ウエイターは盛んに「魚のスープ」をすすめてくれたが、ハンガリーに来たらとにかく「グーラッシュ」を食べたかったので、それを注文。味の方は、中々だったが、これだったら自分でもできるかな、という感じ。(^_^;)


ホテルに戻ってから少し仮眠をとって、サウナとプールに行く。ここは清潔で、ゆったりとしていてとても楽しめた。少し休んでから、街へ出かける。

ハンガリー語は二人ともさっぱり分からないので、かなりストレスがたまるが、何とか街の中心へ辿り着く。ざっと街中を歩いてみると、建物などは立派なものがあるが、手入れが全くなかったために荒れ果てているものが多く見られた。この国が フランス、ドイツ、イタリア、イギリスなどの西欧諸国のレベルに肩を並べるまでの気の遠くなるような時間と費用を考えるとその可能性の低さを実感として感じてしまう。「共産主義とは結局人民をだまして貧困と停滞の中に押し込めた政治形態だった」と思えてしまう。

街角にあった銀行の自動支払機を使いマスターカードで現金をおろそうとしたのだが、どうもうまく行かない。引き出そうとするのだが、ディスプレイに出てくるのは「現金を入れろ」という命令。なんだろう、これは。しばらくマスターカードを使ったことがなかったので、何か、変わったのかもしれない。諦めて、今夜は手持ちのハンガリー通貨でスーパーマーケットで買い物をし、ホテルに戻って食べた。これも旅の一つのハプニング。

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中心に出たついでにオペラ座を見てみる。今日の演目はチャイコフスキーのバレエ「白鳥の湖」だった。明日もバレエのようなので、今回は、オペラはパス。ロビーで日本人女性らしき人を見たので話しかけてみた。やはり日本人で、彼女のご主人がブダペストに駐在していて、一時訪問らしい。明日はオペレッタ劇場の方を捜してみよう。


ホテルの部屋に戻り、スーパーマーケットで買ってきたビールを飲んだら少し眠くなってきた。まだ22時を過ぎたばかりだけれど、やはり、バスの中での睡眠は浅かったのか。今夜はもう寝よう。 

Posted: 2004年03月11日 (木) at 11:37 




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