カローラがスペインへ発つ 


曇り/外気温プラス9℃
今日は早朝4時半に起床。というのも、カローラがスペインへ発つので、6時半に空港へ行っていなくてはいけなかったから。昨年末にスペインからの交換学生を迎えて我が家に2週間滞在したので、今回はその反対。カローラがマドリッド近くのスペイン家族宅に2週間滞在することになる。 

ブリギッテがカローラと空港まで同行することになっていたが、空港までの直通電車が停まる駅までわたしが車で
二人を送っていくことにしていた。目覚ましを掛けておいたので起きられたが、それでもやはりちょっと早過ぎる。(^_^;) カローラは昨夜、親友の一人が誕生パーティを開いたので、どうしてもそれに出席したいということで帰宅したのはなんと午前2時だった。だから彼女は正味2時間ほどしか眠っていないことになる。いくら若いと言っても、これはちょっときついだろうと思うが、自分の希望だから、そして親友の誕生パーティに出たいという気持も理解できるので彼女の裁量に任せた。これも大人になるということを学ぶ一つの課程だろう。

わたしは6時前に帰宅したが、それから眠るのも勿体ないのでそのまま起きていた。ブリギッテは8時少し前に帰宅。やはりちょっと疲れ気味の様子。二人でお茶を飲んで簡単な朝食をとる。アンナとユリアはまだ眠りの中。そのあと、ブリギッテはまた掃除を始める。今日の午後、彼女の Patenkind であるカミッラがブリギッテの誕生日のお祝いに来ることになっているらしい。おかげで、我が家の居間は今日はピッカピカ。

ブリギッテは掃除のあと、ケーキを焼き始めた。今日は、卵黄リキュールの入ったケーキ。カミッラが来たのは13時頃でわたしはこの時間に急に眠くなり午睡をとった。4時近くに眼が覚めると隣でブリギッテも昼寝をしている。彼女もやっぱり眠りが足りなかったから当然。眠っている間にスペインに着いたカローラから電話があったらしい。ユリアがそれを受けて教えてくれた。なにはともあれ、無事についてホッと一安心。

最初の計画ではマドリッド市内見学も予定に入っていたのだが、先の3月11日のテロ騒ぎで中止になってしまった。カローラにはちょっと気の毒。考えようによっては、短期間に続けてのテロは無いだろうし、警戒も厳重になっているから、今のマドリッドは世界中でもっとも安全な都市かもしれないのだが。(^_^;) しかし、引率の先生にとっては責任があるからそんなことも言ってはいられないのだろう。

わたしは18時半頃に家を出て劇場へ。今夜は「ファルスタッフ」。ちょうど劇場に着いた頃に携帯が鳴ったので出てみたらブリギッテからで、われわれの住む区画全体が停電だとの知らせ。どうやら折からの強風でどこかの送電線が切れたらしい。後から聞いたところでは復旧には2時間ほど掛かったとか。わたしが外出している時に携帯が鳴ると、とっさに家族に何か事故が起こったのではないかとドキッとする。というのもわたしの携帯の番号は家族しか知らないから。

明日は日曜日。隣家の医者夫妻を遅い朝食に招いてはいるけれど、すこし朝寝を楽しめそう。(^_^) 

Posted: 2004年03月20日 (土) at 23:42 




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