ようやく雨が上がる 


曇り / 外気温22度
7時半起床。朝起きてみるとどうやら雨はあがったようだ。ラジオをつけてみると今日から天気は上り坂になり、明後日あたりは30度を超す可能性もあるとのこと。まあ、昨日のような天気が続くのも嫌だけれど、最近のように毎日の温度差が激しいと身体がついて行かないのが辛い。これって、歳をとったということか。 

午前中は Personalversammlung という劇場内の集会があるのだけれど、行ってもただ座って報告を聞いているだけなので、よほど重要なテーマでもないかぎり、最近は出席したことがない。(-_-;) ということで今日は夕方17時から始まる練習まで何も無し。

昨夜はユリアのクラス仲間が彼女の部屋に泊まったので、ユリアも遅くまで朝寝しているわけにもいかなかったようで、普通に起きてきた。カローラは10時頃まで朝寝を楽しんでいた。わたしは特別にすることもないので、数は少なかったがシャツとズボン類のアイロン掛けを片づける。娘たちの休暇中はお昼ご飯を作る手間が省けるので、時間の使い出がある。

午後、知人からオペラの切符購入を頼まれていたこともあって、少し早めに家を出た。街へ出掛けるカローラと一緒の路面電車に乗り色々と話しながら Rosenheimerplatz まで。彼女はそこで下車して、中古レコード店でこの夏に演奏する曲目のCDを捜すつもりらしい。その後、親友の一人と会って楽しい時間を過ごすのだとか。

わたしの練習は初めの1時間は音楽稽古。今週の日曜日に来るタンホイザーを通す。しばらく振りのタンホイザーだが、これは結構大変。最後の15分ぐらいを"La Forza del Destino"(運命の力)に費やす。30分の休憩を挟んで、次は"La Forza del Destino"の舞台稽古。今日は Kurt Moll 氏も参加してのもの。最近体調を崩していたようだったが、すっかり良くなったようだ。練習前に「足の具合はどうですか」と訊いたら、大分良いという話し。それをきっかけに、先の Götz Friedrich 演出の "La Forza del Destino" の話に花が咲いた。

もう15年ぐらい前になるだろうか。あの時も Kurt Moll 氏は今日と同じ役を歌ったのだがまだ元気溌剌、脂の乗りきった時期だった。そして、あの時のレオノーラ役は Julia Varady で彼女も緊張感のある舞台とスピンとの掛かった声が素晴らしかった。最後に「今回の演出が突拍子もないものでないことを祈りたいよ」ということで、練習開始の時間となった。(^_^;)

本来なら20時まで続く練習の筈だったが、今夜は舞台で Akademie Konzert があり、それを聴きに行く人が多いため7時半頃に解放された。わたしは切符を買ってなかったのだが、なかなか興味深いプログラムだったのでちょっと惜しいような気がした。

指揮はミュンヘンでもかなり人気のある Fabio Luisi で、演奏するのはブルックナーの交響曲7番。加えて Rudolf Buchbinder が弾くモーツァルトのピアノコンチェルト20番、d-Moll KV466。Luisi が指揮するのだったら聴いておくべきだったと、後悔している。 

Posted: 2005年05月24日 (火) at 22:57 




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