一日中降り続く雪 


雪 / 外気温１度
7時20分起床。昨夜はなんとなく寝苦しい感じがして、目覚めたときかなり深い部分から呼び戻されたような気がした。窓の外を見ると外はかなりの雪が積もっていて、相変わらず降り続いている。寝苦しかったのはきっとそのせいだろう。今日も10時半から３時間の Rigoletto 舞台稽古があった。実質的な舞台稽古は今日が最後。明日はHauptprobe で、オーケストラ伴奏、メーク、衣装を付けての舞台稽古、そして土曜日にはGeneralprobeとなる。 

９時半に路面電車に乗ってからも雪は降り止まない。さて、今日はおとなしく路面電車だけを使って劇場まで行こうかなと弱気になったが、思い直していつも通り終点の Max-Weber-Platz で下りてそこから歩き出した。ちょっと向かい風だったので下を向いて歩かざるを得なかったが劇場に着いてみるとやはり歩いたあとは気持が良い。

舞台稽古は今日も第一幕から始まって休憩前には第一幕終了。休憩を挟んだあと、次の舞台稽古が始まる前に演出家の Doris Dörrie 氏がわれわれを集めて今日までの練習（猿ぶり？）に感謝の言葉を述べてくれた。(^_^)　彼女自身は練習中に舞台装置に躓いて足首の靱帯切断という事故があり、まだ杖をついての仕事ぶりだった。そのあと始めて第３幕の舞台裏でのハミングを試みた。これは楽譜を見ながら歌うので特別な問題はなく、舞台裏のどの場所で歌うか、そしてわれわれのハミングをマイクで拾っているのでその増幅量をどの程度にしたら舞台上の音量とのバランスがとれるのかを試みるだけ。少し早めの13時20分頃に解放された。

練習を終わって楽屋口を出ると、外は相変わらず雪が降っている。歩道の雪もまだ除雪されていなくてかなり歩きにくかった。帰途はおとなしく地下鉄と路面電車を乗り継いで家に戻る。カローラも交換学生のジョーもまだ帰宅していない。きっと学校の授業が終わってからそのまま市内見学のバスに乗ったのだろう。この雪だから余り観るべきものも観れないのではないかな。

わたしひとりでの昼食を済ましてから、Blogのコメントに返事を書いたりする。しばらくすると食後の胃の活動が始まったのかひどく眠くなりソファーの上に横になる。今夜は第２回目の「トスカ」なのだが、わたしは非番になった。 Rigoletto の舞台稽古が始まってから、わたしはずっと病気をすることもなく皆勤だったので、同僚たちとの労働時間のバランスをとるための処置だろうと思う。この雪降りだから今夜出掛けなくても良いのはちょっと嬉しい。(^_^)　

ブリギッテは7時過ぎに帰宅。夕食は典型的なバイエルン風ということで、Leberkäse, kartoffelnsalat, Brezel といったメニュー。夕食のあとカローラとジョーはまた出掛けていった。わたしも明日の Hauptprobe が始まる17時までなにもないので今夜はゆったり。久しぶりにテレビをつけてみると、雪による混乱の模様を特集で放映していた。結局、今日一日は休みなく雪が降り続いていた。今日の歩数は夜の仕事が無くなったので一万歩を超えることが出来なかった。7268歩（しっかり歩き2173歩） 

Posted: 2005年02月16日 (水) at 18:44 




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