肌寒い一日 


晴れ / 外気温18度
7時起床。昨夜は珍しく23時前にベッドに入ったので、自然に目が覚めたらまだ7時に20分も前だった。よくお昼寝するからというせいもあるが、どうも、わたしの夜の睡眠時間は6時間ほどで足りているようだ。今日も気温が上がらずに肌寒い一日。同僚の中には鼻をグズグズさせているものも数人出始めている。 

今日は10時から11時まで音楽稽古。 "Königs Kinder" と"La Forza del Destino"。30分の休憩のあとは舞台稽古。例によって3幕。それが終わると、わたしは今日は解放された。夜の公演は「後宮からの誘拐」だけれど、わたしは出なくても良さそうだ。(^_^)

帰宅してみるとユリアもカローラもいない。あとでわかったのだが、ユリアは家庭教師のアルバイト、カローラは水曜日は学校からの帰宅が遅い日だった。わたし一人での昼食となったので、また「簡単な駅蕎麦風」を作る。

信州蕎麦の小さな束が二つ残っていたので、それを使う事にする。具は例によって冷蔵庫の中にある残り野菜。今日はニンジン、キャベツ、それに干ししいたけを戻したものを使う。ダシはシマダのインスタント・ダシの素。醤油とみりん、日本酒を切らしていたので白ワイン、塩、砂糖を少々で味を整える。堅めに茹で上がった蕎麦をサッと水洗いして、数分煮込み、最後に溶き卵を回して出来上がり。山椒の粉を沢山振ってフウフウ言いながら食べたけれど、今日も気温が低いので汗もかかずに美味しく食べ終わった。相変わらずのひなびた味が快い。

そのあと、40分くらいロッシーニのミサ曲を練習。調子はまあまあ。4時半に家を出て Timberland のアウトレット店へ出向く。冬が終わってから今日まで、普通のジョッギング・シューズで歩き続けてきたのだが、その色が灰色なのだ。ジーンズにはそれでも良いのだが、普通のズボンだとどうにも落ち着かない。それにだんだん暖かくなってくると、足が蒸れる事が気になりだした。(^_^;) 

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アウトレット店に行ってみると、やはり品数が少なくて、これは!と思うものには出会わなかったけれど、基本色がベージュで黒い縁取りが付いた無難なものを一足購入。サンダルもずいぶんくたびれてきているので、一緒に購入して締めて100€。これが高いか安いかはちょっと見当が付かないけれど、今日の練習終了後にマキシミリアン通りにある Bally の店に入って見たら、スニーカー風の靴が250€!だった。(^_^;) さすがにスニーカーに250€を払うのは気が引ける。

気がつくともう夕方の6時を過ぎている。今夜はブリギッテの両親がわれわれ家族をレストランに招待してくれる事になっているので、そこから急いで駆けつける。レストランは、Marienplatz 近くにある Dallmayer の裏手にある比較的新しい店。10分ほどの遅刻で到着した。そこは飾り気の少ない、ちょっと殺風景とも思えるレストランだが味と値段、それにサービスのバランスが取れていて好感が持てた。わたしは Kalbsleber(仔牛のレバー)の料理を頼む。ウエイターの人が少し軽めの赤ワインを勧めてくれて、それにしたのだが正解だった。(^_^)
今日も24時前にはベッドに入れそう。 

Posted: 2005年06月08日 (水) at 23:21 




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