鬼のかく乱 


曇 / 外気温11度
7時40分起床。今日はわたしの休日。ゆっくりした一人だけの午前中を期待していたが、昨夜からブリギッテが風邪を引いてしまい、欠勤届けを出して午前中はおとなしくベッドの中。彼女が風邪で寝込むというのは滅多にないことでまさに「鬼のかく乱」である。 

カローラは普通通りに学校へ出て行ったが、アンナは昨夜 Premiereのあとで、パーティがあって帰宅はもちろん午前様だったらしく10時頃に眠そうな顔で起きてきた。ユリアも明後日の「物理」の試験に備えて連日勉強中で同じくらいの時間に起きてくる。

わたしは昨夜、ライブ放送された La Calisto (Premiere) をマックで録音しておいたので、それを切り出してCD に焼いた。アンナがバイロイトへ持っていって聴きたいというので急いでの作業だった。

昼食は簡単にカレーを作り、タップリの生野菜サラダを作った。カローラの帰宅を待って13時半頃から昼食。考えてみると昼食に5人全員揃うというのも全く珍しいこと。アンナは今日の午後バイロイトへ帰るので、こういった機会はまたしばらく無いだろうと思うと感慨深い。彼女にしてみれば、一日も早くバイロイトへ帰って、一人の生活に戻りたいのだろう。わたしも学生時代はそうだったから、彼女の気持ちは良くわかる。(^_^;) 天候は相変わらず寒々とした曇り空。

16時過ぎにユリアがアンナを Hauptbahnhof まで車で送っていった。2ヶ月近くもミュンヘンに居たから、その間に溜まった荷物の多さも大変。わたしも同じ時間に家を出て、郵便局での用事を済ませたあと、45分ほどの散歩をする。帰宅すると、ブリギッテはまだベッドに横になってはいたが、普通の洋服に着替えて家事仕事をしていたらしい。この辺が彼女らしいのだが、一日中寝ているのは勿体ないと思うらしい。

夕食のあと、少し寒いと感じたので、バスタブにお湯を張って入浴。暖まるだけの目的なので、入浴剤などは入れない。少しぬる目の湯に長い時間浸かって小説を読む。これも幸せな一時。21時半頃にアンナから電話があり無事にバイロイトへ着いたとのこと。ブリギッテは、アンナはもう少しミュンヘンに留まりたかったのだけれど、大学の方をそんなに長く休めないから急いで帰ったのだと言う。それを聞いても、わたしは「いや、わたしの考えの方が当たっているのでは?」と思うのだが、この辺は母親と父親の考え方の相違かもしれない。(^_^;) 

Posted: 2005年05月10日 (火) at 18:33 




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