休暇4日目 4/7---ブダペスト2日目 


今日は穏やかな天候のもと、ブダペスト市のペスト側を観光。あまり名所旧跡というところは廻りませんでしたが、良く歩き回りました。 

3月12日/曇りときどき晴れ
7時半頃の目覚め。すぐに水泳パンツをつけて地下のプールへ。私は快適な泡風呂に漬かり、ブリギッテは25メートルぐらいの長さのプールで泳ぐ。蒸気の立ち込めるスチームバスも楽しんだあと、また、泡風呂に漬かり、すっきりと眠気もさめてそこを出た。それから食事。バイキング形式だったが、内容は満足できるもの。1時間程かけてゆっくりと朝食をとり部屋でひと休みしてから、街の中心地へ出かける。

外はうっすらと太陽の出る曇り空。ミュンヘンで観た天気予報は「みぞれ」となっていたので、期待はしていなかったのだが、これなら絶好の観光日和。(^_^)今日はペスト側の観光。


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まず最初はブリギッテも私も興味のあった中央市場。そこは大きな建物の中に肉、野菜、の店がずらりと並び壮観。2回には刺繍のテーブルクロスや飾り物を中心とした店が並ぶ。そこを楽しんで、ハンガリー特産の「パプリカ」の粉末を買う。辛いものと甘いものがあったが迷わずに甘い方をとる。ミュンヘンにもこんな市場があったらいいのに、とちょっと羨ましく思った。

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そこを出てから、ドナウ川の対岸にある古い由緒あるホテルで、現在は市民のための浴場としても解放されている建物の入り口だけを見学。そのあと、向かい側にある丘に登ってそこのベンチで一休み。この時間になってから、天気は全く良くなり、快適。対岸の街の眺めも霞が掛かったようで、春の訪れの近いのを感じる。そこからエリザベート橋を渡って、叉対岸に戻り、ブリギッテが行きたがっていたカフェーに向かう。


途中は買い物通りらしく結構沢山の人が歩いている。途中道が分からなくなって、地元の人らしいお婆さんに聞いたりした。こういうことはどういうわけか、いつの旅行でも私の分担になる。ブリギッテは恥ずかしいのかどうか知らないが、私が聞いた方が良い結果が出ることが多い。わたしが思うに、彼女の心の中には自分がドイツ人だという無意識の引け目があるのかもしれない。アジア人のわたしが道を聞くと、本当に親切に教えてくれる。

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ようやく探し当てたカフェはウィーンのザッハーを真似たような感じで、ユーゲントスタイルの内装。お客はと見ると、私達を含めておおかた旅行者のようだった。そこで食べたのはわたしがエステルハージー(作曲家ハイドンのパトロンとして知られている)というケーキ。これは比較的甘くなさそうに見えたのでこれを選んだ。(^_^;)ブリギッテはこのカフェの名前が付いたケーキだったが、ザッハートルテと同じようなチョコレートのケーキで一口試したが、恐ろしく甘かった。私はとても一つを食べきれず、半分程食べただけで、ブリギッテに残りを食べてもらった。彼女はコーヒーではなくココアを頼んで美味しそうに食べていたのを見て、男と女の違い、人種の違いを実感した(爆)。

しばらくそこで休んでから昨夜訪れたオペラ劇場まで歩く。けっこう道のりがあるかと思ったが、それほどでもなかった。天候の良いのも幸いしたのかも知れない。途中にあったバジリカの内部も見学。ハンガリーで2番目に大きいバジリカだとか。そこでは、日本人の団体旅行者にも会った。妙に懐かしさを感じる。

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このバジリカはかなり新しいものらしく、1905年完成だそうだ。内部はたいへんに立派だったが、あまり、面白くはなかった。やはり、歴史のしわを感じさせるものでないとあまり興味がわかないのかも知れない。


それから、オペラ劇場まで歩く。明日はヤナーチェクのイエヌーファが新演出初演らしく垂れ幕が下がっていた。そこから数百メートル歩いた楽譜店でユリアとカローラのお土産にとハンガリー民謡をテーマにバルトークが作曲したフルートとピアノのための曲を買う。これで、娘二人へのお土産は買ったので安心。


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帰り道、オペレッタ劇場を見てみる。場所はオペラ劇場の角を曲がってすぐのところ。今回はうまく条件が会えばオペレッタを見てみたいと思っていたのだが、今夜は「サウンド・オブ・ミュージック」ということで食指が動かず。しかし、その入場料の安いのには驚く。


そのあと、またスーパーマーケットで買いものをして帰ホテル。昨夜は現金がおろせなく、窮余の策でスーパーマーケットで買い物、自室での食事、となったのだが、これが意外に快適。プールで泳いだり、サウナに浸かったあとに、また着替えてレストランへ行くというのは、昼間、観光で疲れた身体には億劫なもの。

何はさておき、まず、プールへ。歩き疲れた体にはプールとサウナ、泡風呂、蒸しぶろ、等が本当に心地よい。体の芯から疲れが抜けていくような気がする。そこで1時間以上も過ごして部屋に戻り、買ってきた食料と辛口のトカイワインでテレビを見ながらの食事。ブダペストでもドイツのテレビ番組はしっかりと観ることが出来ました。すっかりいい気持ちになって、今日も満足して就寝。 

Posted: 2004年03月12日 (金) at 11:40 




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