ユリア、18歳の誕生日 


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今日は、2番目の娘、ユリアの18歳の誕生日。現在、住んでいるここに引っ越して、次の年に彼女は生まれた。小さい時から活発で明るい性格。これからも健康であって欲しいと願う。 

朝は7時少し前に起こされた。娘達は7時半過ぎに学校へ行くので、その前に食事をし、誕生日のプレゼントを開くという恒例の行事があるため。ちょっと、慌ただしいが、学校から帰ってくるまで、プレゼントがお預けというのは、やはり不可能らしい。(^_^;)

今回は自動車免許を取るための不足分の資金をプレゼントする約束になっていたので、例年に比べてちょっと寂しいプレゼントのテーブルだった。それでも少し洒落た買い物袋と黒革の手袋、そして襟巻きになる大きな布に、とても嬉しそう。カローラの手作りのケーキ(Prinzretententorte)を食べ、18本のローソクを吹き消してから、学校へ出て行った。

わたしは10時から、明日から始まるシリーズ「椿姫」のオーケストラ合わせ。久しぶりに指揮台に立つズビン・メータ氏を見る。今回は主役にアンナ・ネトレプコ(Anna Netrebko)という、今、評判のソプラノ歌手を迎えてのシリーズなので、この劇場の音楽総監督である Zubin Mehta 氏も気が入っているようだ。テレビカメラも2台回っての音楽稽古となった。今日の練習を聞いていて、そんなに騒ぐほどの声でもないと思ったが、舞台ではどのよう展開するか、これはわからない。楽しみである。

少し溜まっていた、合唱団の統計( Geschäftsliste )の提出を求められたので、午後は、その作業で時間をとられた。これはちょっと説明が要りますが、普通の合唱の仕事以外に、レコードの録音とか、特別演奏会とかがあると臨時収入になるわけです。その配分を公平にするために、誰が、いつ、何をやって、どれだけ稼いだか、を記しておきます。次の仕事(Geschäft)が舞い込んできた時には、その時点で、稼ぎの少ない人が優先権があるというもの。3月の始めに、バイエルン放送局の仕事が入ったらしく、それに必要な60人のメンバーを、わたしが作ったリストから選んでいくわけです。これには、AppleWorks の表計算を使っています。わたしがMacをいじって喜んでいることは仕事場では知れ渡っているので、この仕事はわたしに回ってきました。(^_^;)ボランティアです。

夕方は18時から19時半まで、合唱だけの音楽稽古。それが終わってから、中華料理店での食事。ブリギッテのお母さんがユリアの誕生日にと、われわれ家族を招待してくれた。ここは、ミュンヘンの中華料理店の中でも、なかなか美味しいところで、いつ行っても混んでいる。ここで全員お腹一杯食べて、22時半頃の帰宅。ユリアはまたすぐに、友達との約束があるらしく、いそいそと出かけていった。 

Posted: 2004年01月21日 (水) at 14:28 




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