ブリギッテの風邪、ほぼ回復 


晴れのち曇り/外気温7度〜15度
8時半起床。今日はブリギッテに眠りを破られた。彼女の体調が悪くて昨日は住居の掃除が出来なかったとかで、今日は「掃除の日」だと朝から張り切っている。娘達もわたしとほぼ同じ時間に起こされたらしく「せっかくの週末なのに〜」とブゥブゥ言ってました。 

わたしは郵便局の用事と朝食用の Semmel(小さい丸パン) を買う事を仰せつかって家を出ました。(^_^;)

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車で走っている時に、途中で花束を抱えた中年男性を見ました。風邪も治ったことだし快気祝いにちょっとした花をブリギッテにと思い花屋に立ち寄り写真の小さな花束を買いました。この辺で少し点数を上げておくのも悪くはない(動機不純!)(^_^;)。

帰宅してみると住居の中は大方片づいている。やはり気持ちがいい。(^_^) わたしはゴミ出しをして、紅茶を沸かし朝食のセット。朝食のあとはブリギッテ、ユリア、は生活用品と食料品の買い物に出掛けました。さあ、やっとここからがわたしの自由時間と言うことで(^_^)、Macに向かいました。カローラは親友のコーネリアが来て宿題を一緒にするというので買い物には行かずに自室でなにやらやっています。今日も外は穏やかな春の日が広がっています。わたしの花粉症も一昨日の夕方あたりからグッと軽くなってこの分でいけば、今年もなんとか乗り切れたと言うことかな。

15時近くになってブリギッテとユリアが買い物から帰宅。長時間の買い物は病み上がりにはちょっときつかった様で、ブリギッテは疲れ切った様子。明晩はわれわれは知人に招待されていて、その時のプレゼントにちょっとした本を予定していたのだけれど、それが買い物をした所には無かったらしい。これから市内まで行かなくては、というので、わたしが代わって行くことにした。以前の様に土曜日には店が13時頃に閉まってしまうということが無くてこういう時には助かる。読みかけの推理小説を持って電車の中で読みながら出掛けた。目的の本は買うことが出来て17時頃の帰宅。

夕食は家族全員で魚料理を食べる。今日はブリギッテが作る鱒料理。ドイツ語では "Forelle blau" といいますが、香味野菜と白ワイン、酢とを使って身に火が通るまで茹でたものと考えて貰えばいいと思います。皮は付いたまま料理して、食べる時にめいめいが皿の上で剥がします。つけ合わせは茹でたジャガイモと生野菜サラダ。別にレモンと溶かしバターを用意しておいて、皮を取り除いた鱒の上からレモンをたっぷりと絞りかけ、ジャガイモはフォークのせでつぶしておいて溶かしバターをかけます。blau(ブルー)という名前は茹で上がった鱒の皮の色から来ているのでしょう。

鱒料理にはもう一つ Forelle müller という料理もあります。 müller には「水車屋」とか「粉屋」とかいう意味がありますが、鱒の表面に小麦粉を薄く付けてフライパンで焼く料理(ムニエル)のことです。わたしはこの方がどちらかというと好きです。

余談ですが、フランツ・シューベルトの作った曲に「鱒」という有名な歌曲と弦楽とピアノによる5重奏曲があって、この料理を食べると自然にこの曲のメロディーが浮かびます。また、これもシューベルトの作品ですが「美しき水車小屋の娘」という大変に美しい歌曲集があります。美智子皇后のご成婚が決まった時にラジオからこの歌曲集のメロディーが流れたという話がありましたが、本当かどうか? 美智子皇后の御尊父が「日清製粉」/粉屋 の社長だったことから来るジョークだったのかもしれません。(^_^) 

Posted: 2004年04月24日 (土) at 22:36 




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