カサロバのロジーナ。 


曇り、一時雪/外気温0度
朝からちょっと寒いなと思っていたら、13時頃から、雪が降り出した。まだまだ、春は遠いようだ。 

朝から曇り空が広がっている。ユリアとカローラはまだちょっと喉が痛いそうだ。風邪が完全には直っていないらしい。ユリアは今日はExkursion で、ミュンヘン大学に物理の講演を聴きに行くとか。昼食は大学の食堂、メンザ(Mensa)で食べるのだそうだ。Mensa と聞くと懐かしい思い出がよみがえる。きっとドイツに留学していた人なら、その感情を理解してくれるのではないだろうか。あの値段で、あれだけのバランスの整った食事を学生に食べさせるには、勿論、州なり、市なりの援助があるのだけれど、それにしても素晴らしいと思う。いつか、また、試してみたいとは思うけれど、白髪頭の爺さんが行ったのでは、学生達に変な目で見られてしまいそう。(-_-;)

今日は、10時半から12時まで、「蝶々夫人」 "Romeo et Juliette" 「タンホイザー」と練習し、5分間休んで、13時まで、"Der lustige Krieg" の練習だった。今回のこのオペレッタは、珍しいことに、女性陣の方が歌う場面が多い。日頃の溜飲が下がった思い。

帰宅してみると、家人はまだ誰も帰っていない。一人で遅い昼食を食べたあと、この日記を書いている。あと5年もしたら、娘達もそれぞれに家を出て行くでしょうから、こういう毎日なるのかな、と思うとホッとするような、寂しいような。

今夜は「セビリアの理髪師」の2回目の公演があるので、午後は少し午睡を取ろうと思う。今回のシリーズはメゾ・ソプラノとして確固たる地位を築きつつある、今、昇り坂の Vesselina Kasarova が、ロジーナ役を歌っていいる。一昨日は彼女のアリアを聞き逃したので、今日は、舞台の袖で聴いてみよう。

公演が終わり、23時に帰宅。今夜は、ブリギッテも会社の仕事が立て込んでいて、帰宅が遅れたらしい。ちょっと娘達が可愛そう。今夜はカサロバのロジーナを舞台の袖で聴いてみた。1幕で歌われる、有名な「今の歌声は」というアリアだが、彼女なりの工夫が感じられて、決して悪くない。かなり音域も広くて、安心して聴いていられる。しかし、何よりも、彼女の舞台には華があるのが強みだろう。これからますます人気が出る歌手の一人であることは間違いない。明日は休日。そして金曜日も夜の公演「コウモリ」が出番がなければ2日続けての休日となる。(^_^) 

Posted: 2004年02月18日 (水) at 23:23 




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